忙しいのにライブばっか。

なんだかバタバタと忙しいです。ライブに行くから忙しいのであって、たいていの場合仕事は夜中に進行するものなのですが、ライブがあると夜中に仕事する気がなくなる。だから昼間仕事をすればいいのだが、どうも昼間は健康的すぎて仕事をする気が全くおきないのだ。とはいえやらなければならない仕事も多々あり悩ましいところだ。仕事はキライだ。

ライブ記録
3/3（水）　広瀬淳二・芳垣安洋・中村としまる＠明大前キッドアイラックアートホール。新たなる送風機を導入し６号機に空気を吹き込み怒濤のノイズを出す広瀬淳二。めくるめくパーカッション類を床で鳴らしつつ絶えざるビートを刻む芳垣安洋。天井に向けて置かれたふたつのスピーカーから、重低音、サイン派、フィードバック音を響かせる中村としまる。会話はあるようで、ない。ないようで、ある。
3/4（木）　ウチマニデラックス（内橋和久＋マニ・ノイマイヤー、L?K?O＋タカダアキコ＋マニ・ノイマイヤー、久下恵生＋内田直之）＠六本木スーパーデラックス。天井にセットされた16個のスピーカのうち10個を使用しパラで様々な音を出し分ける内橋和久。マニさんのドラミングはguru guruの時から比しても全く衰えなどなし。むしろ凄まじくなってる。スゴいなー、マニさん。久下さんのドラムはすごく味わいがあって好き。それにライブダブをカマすのは内田さん（初めてご挨拶させていただきました）。めっちゃ良かった。タカダアキコのダンスは肌も露で、好き。ダンスのことはよく分らんけど、彼女のはとても好き。L?K?OのTTに反応するダンスが面白かった。観客の男性に抱きついた時耳元で「ああいうふうにやられたいねやろ？」。得意のうっちゃんの耳打ち。
3/5（金）　スペースバー(辰巳光英,＋不破大輔,＋ジマニカ)、sim(大島輝之＋大谷能生＋植村昌弘)、dj sniff＋山本達久＠六本木スーパーデラックス。dj sniff と達久のセットは期待以上の出来。テンション高めのシーンに異常に興奮した。sim は新曲も交え、いつもの感じ。バンドとしてとても安定してきた感がある。どこかでぶっ壊れてほしい期待がある。植村ドラムはタムなしのセット。これはsim的でとても良いのではないか。スペースバーは初めてライブを観た。演奏はとてもいいと思うが音質というか、響きへの配慮が足りない感じがした。それでもCDは一番売れてた。オレの感覚がズレているようにも思う。
3/7（日）　core of bells、山本精一＠下北沢THREE。COBの２セットを挟み込む形で山本精一うたもの。「替え歌集」と言ったのに、オリジナル（「もの投げるなや」など）も。心に沁みたのは「傘がない」の替え歌の「金がない」。これは今の私の心境を如実に表現し、心打たれた。最後は千昌夫（?）の語り？ しみじみした東北弁の語りの途中で「やめた」と言って、ステージ終了。山本さん、相変わらずいいなぁ〜、抜群に、いい。COBはスゴいことになってた。一歩間違えるとイロモノ、キワモノ。ところが彼らの場合、イロモノ、キワモノには決してならない。逆に彼らの真面目さがひしひしと伝わってくる。頑張ってください。彼らのCDの推薦文も書いたので、是非聴いてみてください。めちゃくちゃ面白いCDです。

明日は一年で数度の最も多忙な、地獄の如き、CD組み立て・梱包・発送作業がある。その準備をしているところなのである。CD-Rは全て焼き終わり、その盤面印刷は終了した。初回出荷分CD-Rつきシールの作成が未完了。CD-Rを不織布に詰め替える作業も未。すぐに発送できるように直販部にオーダーくれた方優先の梱包作業準備。これをやっといた方が明日スムーズに仕事が捗るだろうとの予測で、宛名書きとかシール貼りとかを。これは完了。とにかく明日は美術の毛利悠子を家に呼び招き、二人で粛々と作業を進める予定である。