佳境。

井野、アクセル、今井、田中のアルバムの制作が佳境を迎えてまいりました。いやぁ〜毎日が変化に富んでいて楽しすぎる。アクセルとの毎日のようにメールであーでもないこーでもないとのやり取りが続いたりして、今日は井野さん自身のライナーが届いた。届いて一行目を読んだ瞬間、ひとりで大笑い。井野さん、文章面白すぎる!
最初の書き出しは「 この度は、お買い上げ有難うございます。」
腰抜けました。ホントに大笑い。
高柳昌行の演友であり、かつ世界に誇る偉大なるベーシストである井野信義。70年代のルックスはあたかもヤクザの若頭の如く、すこしでも触ろうものなら一触即発でパンチか蹴りが飛んできそうな強面、この人とケンカしたら確実に殺されるだろうというその面構えからは想像できないような書き出し。その後もメシの話とか呑みの話とかが延々と続く。面白すぎる。滅多に文章は読みもしないし書きもしない井野さんがこれだけの文章を書いてくれるということは、それだけこの作品に思い入れが大きいということだろう。最低限の誤字脱字の訂正をして全てそのまま採用! 井野さんのライナーもお楽しみに! ホントに心温まるライナーであります。やっぱり、年の功なんだろうなと、いやそれは井野さんだからそう思うのかな。とにかくとてもステキな文章で、私はこういう文章がすごく好きなのであります。


今のところ3月14日発売を予定しております。いつもギリギリ感満載ですが、少なくとも一週間遅れくらいで間に合わせたい。タイトルは"rostbeständige Zeit"といいます。独逸語です。是非ウムラウトを使用してみたかった。それだけです。それに合わせてアクセルが詩を送付してくれました。その詩も全てジャケットに掲載します。お楽しみに!