本日予告他。

ずいぶん忙しかったです。ここ一週間。
翠川敬基/完全版・緑色革命を作っていました。人手不足のため牧野くん(湯浅湾ギタリスト)を雇おうと思いましたが、スケジュールの都合が合わなかったため、家の近くの毛利悠子(アーチスト)を呼びつけました。歩いてきました。
CDパッケージング。梱包。発送。新譜が出るといつものことですが、この作業が一番辛い。
しかし、完成品の音は見事です。カセットは優秀です。特に70年代・カセット全盛期のカセットの音。見事です。
何度も言うようですが『完全版・緑色革命』には翠川敬基の、富樫雅彦高柳昌行佐藤允彦との各々のデュオが収録されております。富樫雅彦とのデュオは未発表・約40分であります。富樫雅彦の音にしびれている方にはたまらんことこの上ないでしょう。高柳昌行佐藤允彦とのデュオは76年にOFF BEATからすでに発表されておりますが、録音ソースが異なり、カセットのオーディエンス録音であります。オーディエンスといっても一番前のど真ん中。録音を許可された方が堂々と録っておりますので安心です。
しかし、レコードになっている音よりもオーディエンス・カセット録音の方が音が良く聴こえるというのはどういうことなのか。ある程度「時代の聴こえ感覚」みたいなものがあるのでしょうか。まあとにかく特に顕著に異なるのは高柳昌行のガット・ギターの高音部。LPと聴き比べてみてください。
直販部ではもう売ってます(「予約」になってるけど売ってます)。ご予約いただいた方は本日発送を終えましたので、いましばらくお待ちください。


さて、大友良英4デイズ@新宿ピットインの真っ最中であります。毎日物販をやります。で、ここだけのインフォなのですが、昨日「ダウトミュージックのTシャツは売っていないのか」との問い合せも受けまして、昨日は持ってきてなかったんですよ。売れるわけないと思ってたから。しかしその問い合せを受け、本日よりTシャツも持ってゆくことにしました。しかしあんまり多くのTシャツを持ってゆくのもなんなので各一枚ずつくらいにします。現場で売り切れたら直販部で買ってね。
一日目はとてもバラエティに富んだきらびやかな演奏でした、やっぱりステージに女性が大勢いるのは、いいね。華やかで。ノイジーな音も心なしかそのステージの華やかさに持ってかれて、洗練されているように聴こえますよ。ええかげんな感想ですね。
京都より仲の良いおっさん二人も駆けつけました。


さて本日は昨日とは打って変わって、漢(おとこ)トリオ。大友・水谷・芳垣のめくるめく汗臭さにまみれた清々しい演奏が展開されることでありましょう。皆さんのご来場をお待ちしております! 早めに仕事を終わらしてピットインに来てください。