京都1。

ジム・オルークのピアノ・フィードバックのコンサートを見に行った。元立誠小学校跡の体育館にて。体育館の四方角にスピーカー(PA)。ど真ん中にプリペアド・ピアノ。ピアノの下には上方向きでアンプが置かれている。これでピアノの音をフィード・バックさせる仕組み。ギターのピックアップ2個とマイク二本。いくつかのエフェクタ。
jinya discが高柳昌行カダフィーのテーマ』を作った時に、斉藤さんにお願いされてジムにライナーを依頼したのだが、その文中でジムはジョン・ケイジ、ジョージ・クラム、ヘンリー・カウエルに言及しているが、ふとそれを思い出した。
ライブ自体は1時間20分ほどの演奏。しかし、準備と仕込みに4〜5時間かかったらしい。その準備時間が納得出来る素晴らしいものだった。50分ほどのところで感極まった。終了後そのことをジムに話したが、あの50分前後のところで演奏を一旦切るか継続するか、ずいぶん迷ったらしい。結局継続して正解であったと私は思った。
打ち上げは久しぶりの吉田屋。ジムを囲みつつこぢんまりとしたいい呑み会でした。ジムはもっと呑みたかったらしいが、早めに皆フェイドアウト。山本さん、石橋さん、田村くん、お疲れさまでした&ありがとう。