演奏が終わるとき。

大友3デイズの初日。ファーストセットは毛利悠子(変な「楽器」)、梅田哲也(変な「楽器」)とギターの大友。かすみゆくノイズとフィードバック音がまだ耳のそこにへばりついている。聴くというよりは毛利も梅田くんも見てて楽しいセット。演奏場所を去ることによって演奏が終わるという音楽的ではない演奏終了方法。それにしても時折鳴らされる金属的な鐘のような音はどこで鳴っていたのだろう(苦笑)?
セカンドセットはインキャパ+大友。しかしこんな奇麗な音のインキャパは初めて聴いた。インキャパ+大友の音を「奇麗だ」と思ってしまっていいものだろうか(笑)。しかしそこはピットイン。実にピットインらしいインキャパ+大友であった。椅子席に乱入する小堺さん、やりにくそうだったけど最後は無事機材に飛び込んで演奏終了・大団円。客席も最高潮に盛り上がる。いつも思うがこれはプロフェッショナルな命がけの「芸」である。これまた音楽的ではない演奏終了方法。
物販も高価なインキャパ・10枚組ボックスを始め、絶好調。近年まれに見る物販の盛り上がりを見せた。打ち上げは銅鑼にて。インキャパのお二人は帰ってしまったが、美川さんとコバイア語歌唱でもして盛り上がりたかったな...。(以前は京都でピーター・ハミル歌唱で盛り上がる。)