sim + otomo with 今井和雄トリオ@六本木スーパーデラックス。

無事終了しました。ご来場の皆さん、CDお買い上げの皆さん、スーデラ・マイクさん始めスタッフの方々、そして今井トリオ&sim + otomoの皆さん、どうもありがとうございました。感謝感激! とても良い場を作ることができたと思います。


予約数54人、当日27人、ディスカウント・ゲスト25人、トータル106人の来場。PAはデカいやつ(機種/型番はヒミツ。オレは知ってるけど。)、15:00会場入り。sim+otomoリハ〜今井トリオ・サウンドチェック。19:00開場。19:45〜今井和雄トリオ演奏。21:10〜sim + otomo演奏。10:30 演奏終了(時間は私の記憶に依る)。12:00 撤収完了。3:40打ち上げ完了。軽傷一名(オレ。手のひらにトゲさした。)、CDRプレゼント枚数49枚。不足数8枚。つまり今井トリオのCDとsim+otomoのCDはトータルで57枚販売(不足分8名の方、大変申し訳ありませんでした。4/6夕刻に発送しました。)。機材破損なし。


花見と重なりさえしなければもっと動員できただろう。植村昌弘が「いや、花見をするような連中はわれわれのような音楽のライブには来ない。」と主張したが私が「いや、だってオレ昨日花見してるし。確実にそれはある。」と反論すると「え、沼田さん花見するんですか」と。そりゃ花見くらいするがな。植村くんを論破(笑)した。
しかしいずれにしろ、動員も含め私のなかでは反省点・問題点などさまざま浮かび上がってきて、後々の企画につなげられればという、気合いになった。


演奏雑感。
今井和雄トリオ。「ブラッド」が今井さんのテーマのイントロから始まるのは初めて聴いた。ものすごく新鮮。「ロンリー・ウーマン」の、不協和音で構成された静謐な響き(これぞ、今井さんのギター!)も実に美しい。観客も含め、いつになく緊張感バリバリの素晴らしい演奏だった。サウンドチェックの時の懸念であったスピーカの左右のバランスも本番では実にうまく取れて、鈴木さんと伊東くんのノイズが見事にノイズであった。マイクさんより「耳塞いでる人3人くらい居るけど大丈夫?」と話しかけられたが「大丈夫です。」と無責任に答える。
sim + otomo。スタートの瞬間、外音の楽器間のバランスがむちゃくちゃ! PA内田さんが即座に調整してくれて2曲目からはそこそこのバランスになったが、せっかくのデカいスピーカなので、細かい音も出してもらおうと、途中でドラムのヘッド2本を若干上げてもらった。以降はバランスの良いsim + otomoのサウンドに。ライブを初めて見た配偶者が後日「隙のない音楽」と表現したが、言い得て妙だなと思った。定則ビートと人間のビートの織りなす微妙なズレが、デカいスピーカから鳴ると独特のグルーブ感を生む。仕組まれた音とその場で仕組む音のせめぎ合いが絶妙な、刺激的な演奏だった。