鈴木茂氏の件。

さて、そんな小野島さんであるが(前日の日記参照)、たまたま今日ニュースを見てて、なんだよアホか、と思っていた事態に小野島さんも同様の危機感を抱いていたらしく、ブログに書かれていた。→ http://onojima.txt-nifty.com/diary/2009/02/post-b3b9.html
ポニーキャニオン、キング、クラウン(つまりはっぴぃえんど、鈴木茂関連の原盤を所有するメーカー)は何を恐れているのだろう。クレーム? 国のおとがめ? 意味が全く分からない。
大麻所持と、彼の作った音楽には、何の関係もないはずで、それでも、いや彼は大麻の常習者で、ラリった状態じゃなければ曲が書けない/ギターが弾けない etc.のであった、ということが、百歩譲ってあったと仮定しても、それは現行犯じゃないから法的には全く問題はないはずだ。したがって彼の音楽と大麻は全く関係ないとハッキリ主張できるわけで、それを関連づけて世間的な認知(もしくは株主に対する配慮?)に対するこの過剰な反応は本末転倒といわざるを得ない。
むしろメーカーとしては彼に少しでも印税が入るように作品を販売しなくちゃならない義務と責任があるのではないか? 法を少しでも犯す者に対して徹底的に排除しようとするこのような態度はオレは我慢ならない。べつにどこぞのスポーツ関係などなら放っておいてもいいが、これが音楽関係となると黙っちゃいられない。上記3メーカーは、はっぴぃえんど及び鈴木茂氏のCDは即刻きちんと販売せよ。配信中止も取り消せ!
と、ついつい熱く語ってしまいましたが、多分ここのところの相次ぐ大麻所持のニュース等は多分当局のプロパガンダであろうとにらんでいる。当たらずとも遠からじといったところだろう。マスコミ各社と当局のウラの絡みが気になるところだ。どうせ御用記事しか書けない腰抜け記者が当局情報を「客観的に」書いたものなのである。たとえルール違反を犯していたとしてもはっぴぃえんどの音楽の「良さ」が削がれるのでは断じて、ない。少なくともオレの感じ方としては。しかしたしかにそれによって不快な思いを抱き、はっぴぃえんどの音楽の良さに幻滅を感じる人もいるだろう。それは過去に何度も「純粋な感性などない」と主張してきた私の意見の曲げられない部分でもある。でも、そうではないんですよ、はっぴぃえんどの音楽はそんなことがあろうと、素晴らしいんですよ、と主張すべき一番の矢面に立つべき者はレーベル/メーカーではないのか。
情けないよ、オレは。こんな無責任なメーカーが同業者にいると思うと。