真っ只中。

何の真っ只中かというと、アルタード・ステイツ3デイズ@新宿ピットインの真っ只中なのである。毎日物販しており、楽しい。演奏も楽しい。一日目はナッスンのベーアン、うっちゃんのリバーブなしギターのためか、いつもとは違う感じのアルタード単独プレイ。つまりけっこうブツ切り感のあるアルタード。パーカッシブなアルタードか。こういう演奏はアルタードに限らずとても好き。二日目の昨日は高良さん、今井さんを加えた各々のセットとアルタード単独セット、アンコールではゲスト二人を加えたセットと、4種のセットを楽しむことができた。アニキ・プロデュースの、高良さんが入ったセットは一言で言えばスティーブ・ライヒアルタード版とでも言えそうな、ミニマルな演奏で、これが実に、良かった。美しかった。木漏れ日のような高良さんのパーカッションはやはりとても洗練されていて、耳を澄ますことの需要さをあらためて気づかせてくれる。ナッスン・プロデュースの今井さんが入ったセットは打って変わって激しい演奏。今井本領発揮!なプレイにアルタード3人が触発され、近年で一番激しい演奏ではなかったか。ナッスンはアコースティックな演奏を望み、ウッドベースを用意したものの、途中からエレクトリックに変更。まぁ気持ちと心意気はわからんでもない。というか最初からそういう展開になるであろうことは、今井さんを呼んだ時点で分っていたではないか。ウッドベースの使用はほんの数分(笑)。アルタードの3人がズコッと演奏を終了させた時点でまだ弾き足りないとばかりに黙々と激しい音を出しつづける今井さん。その後また盛り上がり意外な展開部分で演奏終了。アンコールは5人での「渋い」演奏。ジャズだったな。


さて今夜は本年度アルタードの再現プロジェクト、3デイズ最終日「Altered States plays Chicago」に行ってきます。それではまた。