なかなか書けません。

関係各位さま。原稿の締め切りをとうに過ぎ、更に延ばしていただいた締切日も守れそうにございません。申し訳ありません。一生懸命書いているのですが、必ずつじつまが合わなくなり、混乱し、最初から書き直し、という事態が続いております。22日にはONJOのライブと展示を見に山口市まで行く予定ですので、それまでにはなんとかします。全く私には文才がないことを改めて再認識しております。すごく鋭い考えが頭に浮かんできて、それを文章にするととんでもなく陳腐なものになってしまう、というのはその「鋭い考え」というのが、実は全然鋭くないのでしょうね。ぼんやりと考えたことを言葉にして人に伝えるという作業はなんと過酷なことなのでしょうか。その条件を満たす語彙力、レトリックや表現力、思考方法、頭の回転...全てが私は劣っているような気がしております。
そういうわけでこれから記述することは原稿を書いている以外の時間に割り当てられたときのものですが、そんなことばっかりしやがって、そんなことするんだったら原稿をとっとと仕上げろ!などとお怒りになりませんようお願いします。


一応調べものと称して図書館などに行っているんですが、その途中でどうしょうもなく面白いもんを見つけてしまうんですよ。

鎖骨骨折まで情報公開することはないと思うんですが、お客さんにリアルにお伝えしたかったんでしょうね。前は焼肉屋さんで同じような張り紙が出ており、その時は「腱鞘炎のため」でした。無理なさらないようにしていただきたいと思います。


15日(金)、16日(土)は配偶者の実家・福島に行っておりました。青春18切符にて。片道5時間40分。さすがに疲れます。しかし新幹線が出来る前はこの時間かけてみなさん移動してたんですよね。その時間を豊かなものにするか、貧しいものにするかは、そのひと次第なんですね。移動時間を短縮することは効率的で他の時間に充てられる余裕を作りはしましたが、何かを確実に失っております。その何かは、そのひとによるとは思うんですが。
福島のメシはどれもとても美味しく、特に野菜は、ほんとに美味しい。東京の野菜はやはり新鮮さに欠けているのでしょうか。田舎の野菜と東京の野菜は確実に味が違うような気がする。


ナンバジャズのジャケットがようやく決定しました。デザイナーの佐々木さん、ナンバジャズの芳垣さん・山本さんと、私を仲介にしてあーでもないこーでもないともめにもめた結果出来上がった素晴らしいデザインのものです。穴も空けます。ちなみにジャケに穴空きは久しぶりで、Altered States / Bluffs II (dmf-109 / 2006年5月28日発売)以来です。もうすぐウェブサイトに公開しますのでご期待ください。ジャケット、演奏内容、特別企画、などなど全てが充実のナンバジャズです。アルバムタイトルは『鉄炮』です。9月28日発売です。2,310円です。よろしくお願いします。


今日、なんとなくTV欄を見てたら12chでそれらしきタイトルを見つけたのでもしやと思ってTVを付けてみたらやはり。栗コーダー・カルテットがTVに出てました! 裏番組(『ガキの使い』)を見ていたので途中からしか見れなかったのですが、栗コーダー・カルテットでした。気になる点が一つあって、またオッサンのタワゴトかよ、などと思わずに読んでください。それは栗コーダー・カルテットが「脱力系」と紹介されていたこと。私には栗コーダーは「脱力系」とは正反対の音楽で、そのネーミングをした人は栗コーダーのどこに脱力するのか(もしくは栗コーダーの音楽のどの部分が脱力していると思えるのか)皆目見当がつきかねます。私には、栗コーダーは4人ともが本当に楽しく音楽をやっていてそれがこちらに伝わって、力を脱しようのないほど楽しくなる音楽なんですが。というかそもそも「脱力系」という言葉自体が嫌いなんだな。すいません嫌いなものがたくさんありまして。不愉快になられた方がおられましたらお詫び申し上げますが、嫌いなものは嫌いです。「脱力」も「系」も嫌いではないのですがそれが合体すると嫌いになります。


関係各位さま。原稿以外に、こんなに時間を取られております。申し訳ございません。ここ数日お待ちください。呑みにも行かない予定です。あくまで予定です。そういうことをここに書くとわざと呑みに誘ってくる非道い輩もおりますが、謹んでお断り申し上げ原稿を仕上げる所存ですが、呑みに行ってそこで原稿のヒントになるような会話が交わされる可能性もゼロ%とは言えないのでありまして、全てはその時の私の気分によるものでもありますので、ご理解ください。