アルタード3デイズ。

本年もついつい行ってしまった。アルタード・ステイツの「再現プロジェクト」を含む3デイズ@新宿ピットイン。一日目はリクエスト大会。ニ日目はゲストに岡本洋(kbd)、天鼓(vo)を迎えて。三日目は「再現プロジェクト」。一年目、サンタナ、二年目ピンク・フロイド、そして三年目の今年はジェフ・ベック。詳細はこの手のライブでは有名なTAKE氏のレポートをお読みください。→ http://homepage3.nifty.com/TAKEDA/live2007-2/index2007-2.html
一日目。オレは勘違いしていて、前回か前々回のアルタードのライブでリクエストを受け付けてうっちゃんが会場の女性にリクエストを問いつめたときにその女性が「すいません」と言ったので、「じゃあ『すいません』という曲をやります」と言ってギターで「すいません」の音階を弾いて即興が展開して行くというのがあったので、そういう展開だとばかり思ってリクエストカードにふざけたことを書いたが却下された。
二日目。1stセットはwith岡本さんで「おっさんのハート鷲掴み」な演奏。2ndセットはwith天鼓さん。天鼓さんのライブを見るのは本当に久しぶり。やはりガツンと来ました。「その手のファンのハート鷲掴み」な演奏。天鼓さん、良かったなー。
三日目。キーボードのサポートで青木タイセイ。岡本さん曰く「ヤン・ハマーの右手がずっとピッチベンドにあるから一台じゃ無理やねん」。てなわけでタイセイくんはずっとキーボード。「Love is Green」の時にはアコギも。1stセットは『ギター殺人者の凱旋』まるごと再現。2ndセットは『ワイヤード』まるごと再現。ただし「Head for Backstage Pass」は演奏せず。ナッスンの名誉のために付け加えておきますとベースが難しいからではございません。曲がつまらんからだ、と言っておりました。
ジェフ・ベックというのはですね、オレらのガキの頃にはもうギターヒーローでありまして、オレも中学〜高校時代に聴きまくったんですよ。「ギター殺人者の凱旋て、ヴォーカルないロックなんだぜ」とか頭悪いガキでした。実は「悲しみの恋人たち」のギターを完コピしたんですよ。「レッド・ブーツ」のソロは出来なかったな。でもホントにほとんどギターで弾いてたんですよ。難しい場所飛ばして。そんなこんなでまぁわれわれ世代は特にジェフ・ベックには思い入れがある。アルタード、さすがにベックの真髄を分かっておりました。会場には勝井祐二とか原田仁とか酒井泰三とか、あぁやっぱ、オレら世代なんだな、と。仁くんはちょっと若いけど。それでも「悲しみの恋人たち」はコピーした、と。
三日間とも楽しかったです。ちなみにタク帰りは最終日のみ。というか最終日はタク帰り希望だったので、新宿からオレんち経由でうっちゃんちにたどり着く最短距離を事前に調べておいたら、オレんち経由が微妙に遠回りであることに気付きほんのわずかだけチャリで移動し、完璧な用意周到具合にてタク帰路。