低気圧の日々。

しかしこうもぐずついた天候が続くと心身ともにやる気がなくなりますなー。一気にスカッと晴れてほしいもんだ。天候は人間の精神に何らかの影響をきたすのは明らかであると思われる。特に、最近は死語と化したけど女性の機嫌が悪い時はよく「低気圧だ」とか言ったもんじゃないですか、昭和の時代に。今でも言うのかな。広辞苑によると4番目の意味に「人の不機嫌なさまのたとえ」とあるけれど、その意味では今は(少なくとも私の周りでは)「ここんところうちのカミさんが低気圧でさ」などと言う人はいない。あ、話がそれた。
で、その不機嫌状態と(天候の意味での)気圧って何か関係あるような気がするんですよ。気がするだけ。勘だけど。もちろん天気がいいのに歯が痛いので憂鬱であるとか、天気が悪いのに彼女とデートで上機嫌とか、もちろん何かの要因で気分は左右されるけど、それを超越したというか、形而上学的にというか、さらにはメタ精神的にとでもいうか、人間の精神状態と気候(気圧)は何らかの因果関係があるに違いない。誰か、研究してください。私は研究する気はないので。
そういうわけで、朝(というか昼)起きると「あー、また今日も曇りか。雨か。」の日々が続いて、非常に不機嫌なわけです。そんな不機嫌な中、色校ですよ。市ヶ谷で佐々木暁くんと落ち合い、居酒屋で色校正。酔っ払う前に色校の打ち合わせを済ませて二人でビールを呑んでいるとその居酒屋の遠くの方で手を振る人物がいた。なんとH坂さんだった。C本くんと二人で呑んでいた。そんなわけで佐々木くんとオレ・野郎二人組と、H坂さんとC本くん・野郎二人組が合流。天候が悪くて不機嫌なくせに帰りはゲラゲラ笑って帰ったほろ酔い気分、霧雨の深夜。