ご無沙汰でした。

書きたいこと、書かなければならないこと、書きますわと約束したことなど、しばらく書くのを休んでいると、何から書いていいんだか頭の中が溶解してしまいます。doubtmusic慰安休業と称して実家の北海道旭川市に帰っていたのですが、ジンギスカン! 蜂屋のラーメン! カニ! メロン! 北海道産鮭のちゃんこ鍋! つぶ貝! ホッキ貝! 旨いものづくしと思いきや、上記で食ったのは3種類のものだけであとはフツーの飯でした。しかしフツーとはいえやはり北海道の食材は旨いと感心せざるを得ず、改めて北海道国独立計画の妄想を描くばかりなのであった。
東京は私が帰省した期間、ヒドい雨だったそうですが、北海道旭川市は連日快晴で湿気もなく、実に心地よい気候を堪能したですよ。呑みにつきあってくれた池田、松井さん、白石さん、そして閉店時間をとっくに過ぎたのに店を開けててくれた野沢さん、ありがとう。
ユリイカ臨時増刊「大友良英」は飛行機の中と帰省一日目で全て読破。めっちゃ面白かった。大友自身もブログで書いているが、誠実で秀逸と思えた批評はオレも杉本拓のもの。正面切って大友(もしくは音響系?)を批判したとも取れるし自らを内省しているとも思えるこの文章。この杉本拓のメンタリティってすごくよく分かるんだよなー。批判の内容じゃなくて、あくまで彼のメンタリティね。そこに強烈なシンパシーを感じるのだ、オレは。あとは山本精一の大友南游図。お見事!
ウンベルティポの新譜『フェズンティズム』。ライブ会場販売分のみアルミのシール貼付。ライブは11日だったか。Out One Disc社長・岸野雄一の、そのアルミのシール貼付の作業がライブ時間まで食い込み、セカンドセットでようやく現物を持って岸野さん到着。レコ発ライブなのに肝心の新譜がない、という大笑いの事態は、まぁ吉田達也社長・磨崖仏の是巨人の時がそうだったが、どうにか避けられたようだ。ライブ終了後、岸野さんの物販を手伝う。そのギリギリ感、とっても良く理解できるのでこりゃ手伝わないわけにはいかんでしょう(笑)。私も一枚購入。これ、スゴいぜ。ホントにスゴい。ライブで聴き慣れている曲なのだが、CDで聴くとそのスゴさが眼前に迫ってくる感じ。フルヴォリウムで聴かれたい。
あ、doubtmusicの宣伝もしとこう。ONJO / LIVE Vol.1 series circuit、発売となりました。いま現在(7/18になったところ)アマゾンでは品切れ中ですので、通販の方は、まぁいつものことですがここ http://www.ftarri.com/cdshop/index.html もしくはここ http://ontonson.com/index.php?main_page=index&cPath=102_135 その他で確実に購入できますので、よろしくお願いします。2枚組で3,150円て安くね? 値段は安いが音楽は安くないぞ! ひとつよろしく。
で北海道から戻ってきた瞬間凄まじい仕事量だ。いやー、様々なトラブルあり、様々な問い合わせあり、様々な仕事の発注あり(これはありがたい)、様々な相談ありと、ケータイの電源が一日でなくなった。そんな合間に読むものは帰省から続いてるマイブームの筒井康隆新潮文庫で何冊か自選集が出てるじゃないですか。筒井モノは高校の時からほとんど読んでおるのだが、奥の方の本棚から出す気もしないのでという自堕落な態度と新たな気分の選曲、じゃねーや選編で読むのにとても都合が良い。ってまんまと新潮社の戦略にハマってるじゃねーか、オレ! それにしても「顔面崩壊」(ホラー選)って、当時こんなにまで笑ったかな? 涙流して笑って死にそうになりました。グロと笑いって紙一重なのですよ、オレの場合。