慰安休業連絡他。

<連絡事項・doubtmsuic website news 欄からコピペ>
大変申し訳ございませんが、7月13日(金)〜7月16日(月)の四日間、doubtmusicは慰安/帰省休業を取ります。
なんと7月15日(日)は大仕事と自称しているONJO / LIVE Vol.1の発売日ですね。その前後に慰安休業などと呑気なことを言っている場合ではないのでは、と思われる向きもおありでしょうが、12日までに全ての業務を終えてから帰省しますので、関係各位には極力ご迷惑がかからないようにいたす所存でございます。
パソコンを持っての慰安休業ですので、緊急でも北海道旭川市より何らかの連絡は出来ます(全然慰安になってないがな、という関西風のツッコミは嬉しいところです)。
よろしくお願いいたします。


国内航空便はむちゃくちゃ高いのでありまして、東京旭川間は正規で購入すると往復で6万円くらい。配偶者と二人で12万円くらいであります。安いときにニューヨークに行ける金額です。韓国なら2回くらい行けます。国内航空便の高さはありえないくらいな値段です。しかもお盆と正月は値引きなし。したがって金回りの悪い今夏は時期をずらして慰安休業と相成りました。慰安つっても全然慰安じゃないんですが。


ここのところ忙しいの10乗くらいで、精神、肉体ともにすり減っております。特にここ2、3日は天候の悪いのも相まってどよーんとする時間も多くて消耗も激しい。本読むにも全く集中力を欠いており「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」というのが頭の中で渦巻いてて、字面を追ってるだけ。きわめて底辺のバイオリズムなのであって、不健康である。


よく日常を忘れさせてくれる、とかいって音楽だの癒しだのスポーツだのその他いろいろ、ストレス解消資本も喧しいけど、結局はそれで解消できるかというと、ほとんど出来ないわけで、サラリーマンの方だと翌日にはまたヘヴィーな日常が控えているわけだ。そのヘヴィーな日常を、逆に受け入れないとダメだと思いますけどね。日常を忘れちゃいけないのだよ。それがあなたの選んだ仕事であるならば。


レコード・コレクターズ」最新号は80年代のベスト100という特集、その前は70年代、その前は60年代。各々購入してチェックしているけれど、例えば80年代はスクリッティ・ポリッティとかドナルド・フェイゲンとかスミスとかネオ・アコ系の人とか、オレは全く興味がないし、この一覧を見てると80年代のオモテの音楽状況がいかにカスだったかが逆に鮮明になっていて面白い。ウラではここに載ってないクロームやらジス・ヒートやらノイバウテンやらタックヘッドやらSPKやらノクターナル・エミッションズやらいろいろあっただろうし、それこそがオレは楽しかった。
このベスト100という企画も確かに楽しいが、市場原理と確実に通底していないと成立しないジレンマもあるのだろうな、と編集の苦しさも理解できる。これはひとつの楽しみとして、あーオレならこれを入れるなーとか気軽に楽しんだ方が良いのだろう。万人が認める名盤というのは存在しないと思った方が確実である。名盤というのが民主主義・多数決によって決められるのならオレは音楽業界から足を洗うよ(笑)。