月・火・水。

月曜日。U井とK井と呑みに行く。仕事に追われて、もう今日しかないと思ったのだ。とても矛盾していることを言っている。仕事に追われてるんなら呑みに行くな、ということだが、そんなことは百も承知だ。余裕のあるうちに呑みたいということだ。このレトリックを分かっていただきたいものである。
火曜日。そんなわけでちょっと二日酔い気味の朝も爽快なものだ。図書館に行ったり郵便局に行ったりさくさくっと資料調べをしたり文章を書いたり連絡したり発送したりという日常が流れてゆく。外に救急車が走っても、どこかで殺人が起こっても、どこかで戦争が起こっても、日常は流れてゆく。夜は高円寺JIROKICHIUNBELTIPO TRIOを聴きに行く。新曲満載で冗談みたいな曲ばかりだが、冗談じゃないのだった。ついつい硬直して聴いてしまう。UNBELTIPO TRIOの音は硬直させるだけの不可解なものをいつもオレの中に残す。早く新譜のCDが聴きたい。何度も何度も聴きたい。今堀くん、岸野さん、オレがそう言ってますよ(笑)。終了後、何故か吉田達也が登場。いいなー高円寺住人は。こういうところにフラッと寄れるなんてさ。帰ろうと思ったのに吉田達也が登場したのでしばらくビールを飲んでから帰ることに。ちゃんと終電前に帰りました。
水曜日。フリクションリマスタリングに立ち会う。立会人はプロデューサー後藤さん、ディレクターの漢アンディ、そしてレック。1月にP-Vineから3枚のCDがリリースされるもののリマスタリングhttp://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=13280 "Dumb Numb"はかなり音が安定した感じがする。リマスタリングが通常のマスタリングと決定的に違うのはリマスタリング前の音に馴染んでいるから「何を得て何を失う」かが分かっていないととんでもないリマスタリング盤が出来てしまう。"Dumb Numb"に関してはライナーを書く都合上、ここのところへヴィーローテーションで聴いてて、音質上の「足りない部分」=「得るべき部分」がおおよそ把握出来ていたので正直のその意見を述べた。エンジニアの塩田さんはその辺や、レックの意見を実に上手く引き出してくれて、このヘヴィーロックのライブは現在に蘇った気がする。終了後久しぶりにゆっくりレックと会話。お互い色々思うところあって、話し始めると朝までになるが、10時頃切り上げ。