ようやく一段落。

いやあー、終わった終わった。クソ忙しさが。京都、名古屋で遊びすぎたツケが回ってきたのだった。とにかく24日からの三日間の多忙さは頂点だったなー。業務上連絡多数件、業務上損失多数件、業務上外回り多数件、業務上過失傷害及び致死0件。それにしてもこちらが急いでいるときの新宿渋谷の人混みは全くイライラする。まぁ20日から連続で6日間、良い音楽をライブで聴き続けて満足だったので、そういう幸せなことがあると後に苦労があるということですな。印象深いものを羅列する。大友良英+鈴木祥子+勝井祐二「竹田の子守歌」の慄然、スパークスのプロ意識とステージング、レッド・クレイヨラの原点のロック、ROVOのブレイクの快楽、梅津和時KIKI BANDの重低音(ジョーさん)とシャープネス、フリクションのうねりの大きさ、恒松正敏グループ「クレイジードリーム」の筋が通った美しさ、カヒミ・カリィ+大友+今堀恒雄の一音・一声の重み。
京都・名古屋でお世話になった方々、ありがとうございました。
京都名古屋から帰ってきてからというもの、連日でサンプル盤やら雑誌やらフリーぺーパ-やらが届く。その中に嬉しい一枚! 浜田真理子『昼も夜も』があった。美音堂、市川さんからだ。いいジャケットですね。ちなみに私はこのアルバムの宣伝用ビラに一文を書かせていただきました。愛情溢れる作品なので愛情溢れる文を書きました。もうレコード屋さんでは手に入るのかな? 来週発売になります。
連載している「Jazz Today」も届いた。なんだか重いなと思ったらeweの300ぺージ以上にも及ぶCD大のカタログも入っていた。パラパラとめくっていると以前私がJazz Todayに書いた文章も転載されている...。全然そんな話きいてません。いや、転載されること自体は全然問題ないのですが、一声かけてくれてもいいのではないですか? eweさん、S編集長。それとも一度自分の手を離れた原稿というものは勝手にどこでも無断使用していいというのが編集業界の常識なのだろうか。オレの常識がないだけ? 今号の「JazzToday」にしても原稿を送って全く音沙汰なし。通常であればゲラをチェックするのだが、ゲラチェックなし。案の定間違いがありました。「プレイエイド」は「プライエイド」の間違いです。PJL淡中さん、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ありませんでした。そんなこんなで編集とのコミュニケイションがひたすらうまく取れないので私は連載を下ろさせてもらった。次号より「昭和残響伝」はありません。って、誰も読んでねーか。
などと言いつつダウトミュージックの次作『テリトリー』のプロモCDR焼きをひたすらやっているのである。何度も言うようですが凄いことになってる作品。凄すぎて笑っちゃう作品。しかしどこの売り場で売ればいいのか。ジャズではないし、プログレでもない。ロックコーナーで売るわけにも行かない。今日メタカンパニーに行って社長とも話したのだが「あぁ、J-インディーズってコーナーがありましたね」と。J-インディーズ。これまた凄い区分だな。どーでもいいクソガキのカッコつけただけのメロコアだかなんか知らんけど、そんなくだらない音楽と一緒に売られるのかー。まあいいけどさ、置いてくれないよりは。そもそも音楽のジャンル分けなんて、とここまで書きかけたが長くなりそうなので止めることにする。続きは後日。