ビラ&ライブ・ダブルヘッダー。

予告通り、昼夜ダブルヘッダーでライブ&ビラ捲き。
昼の部は内橋和久・外山明デュオ@新宿ピットイン。寝坊してビラ折り込み時間に間に合わず。走ってピットインへ。演奏は会場の真ん中に向かい合ってのセッティングで観客はそれを取り囲むように観るという、ピットインでは時々やるスタイル。この形、とてもスキだ。外山さんの斜め後ろにて。ファースト・セットは外山さんのスネアの皮が裂けた(笑)。最初は3cmくらい裂け始めて、外山さんはそこを弾いたりして音を出していたのもいとをかし。ところがスネアを叩くごとに裂け目はどんどん広がり、スコンっと抜けてたスネアの音が次第にベチャっという音になって、ついに完全に裂けた。スネアの皮が破れるのは生まれて初めて見た(笑)。それでもそこはさすが世界の外山。スネアなしで物凄いドラミングを聴かせてくれた。1セット1曲の凄まじい即興だった。
ファーストセットが終わった時点で観客全員を回ってビラ捲き。まさに文字通りのビラ捲き。
セカンドセットはうっちゃんの鋭いカッティングと外山さんのドラムチェアのキーっという音(確実に意識的に出してた)がとても印象に残る。
大満足の即興演奏だった。こんな凄いライブに立ち会えた人は幸せだと思う。
場所移動。新宿→吉祥寺マンダラ2。山下洋輔ナスノミツル吉田達也セッションへ。もうナッスンと吉田達也とオレが持っているビラ情報が錯綜しまくり、とりあえず受付のところにビラが置いてあったので安心。中に入ろうとするとちょうどナッスンと吉田達也が出てきて、メシ喰いに行くから一緒に行こうということになり約一時間以上の空き時間を3人でカレー屋、カフェにて。ナッスンのライブ苦悩話などをきいて吉田達也と二人で大笑い。
さてマンダラ2に戻って即興セッションが始まった。洋輔さん弾けまくっており、3人ともこれでもかというケンカ・セッションで、こういうのは実に明るく、楽しい。ナッスンも吉田達也も最初は洋輔さんに遠慮してるのかなって感じだったが、途中からは各々の主張が突出してきて、洋輔さんも実に楽しそうだった。洋輔さん、やっぱり懐が深いなー。
さてライブの時に吉田達也がMCでも言ってましたが、11/27のライブ限定で今堀恒雄吉田達也の"Territory" (dmf-112・11/19 or 11/26発売)には入っていない曲(現在今堀恒雄が鋭意編集中!)を収録したCDRを会場でお買い上げの方にもれなくプレゼントします。詳しくはdoubtmusicのウェブサイトで正式に発表します。おたのしみに。