浜田・大友リハ。

27日、美音堂の市川さんから電話が来て、浜田(真理子)さんが東京に来ており大友(良英)さんと新しいアルバムのレコーディングのためのリハをやっているから是非来い、とのことだった。私が行って何をするのだと問いつめたところ、応援せよ、との解答だったので、では応援しようではないかと、28日(金)夕刻にスタジオに顔を出した。アレンジの打ち合わせやリハを昼頃からやっていたようなのだが、私は金曜日は原稿のための取材を一件済ませてからメタカンパニーに行ってバーコードに関する打ち合わせをしていたのだった。そんなこんなでスタジオに顔を出したのは夕刻になってしまったのだ。スタジオには浜田さん、大友っち(浜田さんのニューアルバムのプロデューサー)、市川さん、そして私も顔見知りであるアレンジャー役を務めるまだ秘密さん。スタジオに入るなり「この曲のアレンジは3ヴァージョンあって、どのヴァージョンがいいと思うか」と大友っちにいきなり問いつめられ3ヴァージョンを聴いて感想を述べると「説得力のあるところが非常に怪しげである」と。しかし私が来る直前まで採用候補に挙がっていたヴァージョンでもあるらしかったので、なんか、安心。浜田ファン代表として嬉しい思い。素晴らしい曲とアレンジ。そして浜田さんのあの歌声...。
なんだか呑みに来たような感じもしないでもないが、リハを終えて4人で晩ご飯を食べに行く。まだ秘密さん。ともお話ししたかったのだが、お忙しそうで、帰られた。今度ライブに行きます。浜田さんに私の体調不良に関するアドバイスを色々としていただき、その他の話題でも4人でおおいに盛り上がり、ちゃんと終電で帰ってくる。
そして翌日29日(土)は何と朝9時起きにて、再びスタジオに顔を出すことに。本日のアレンジとリハは某ミュージシャン(私は初のご挨拶)お二人と浜田さんのコラボ。これがまた素晴らしいかった。大友っちが的確に指示を出しミュージシャンが的確に意見を言い、あっという間に曲の感じが決定する。プロフェッショナルの現場だ。2時間の予定が、ものの数十分で終了。実に気持ちの良い曲想でずっとこの中に浸っていたい感じ。私は幸せである。こんな素敵な曲が出来上がる現場に立ち会わせていただいたのだ。市川さん、ホントにありがとう。そしてニューアルバム、期待しています。っつーかレコーディングにも応援に行くかも知れないぞ(笑)。で、こんな素晴らしい瞬間の全てに立ち会わせていただきたかったのだが、オレはなんだか仕事が終わらなくて、4人で昼飯を食べに行った後に現場を去る。なんか冷たいヤツだなー、とか浜田さんに思われてなければよいのだが(笑)。
にも関わらず、けっきょく原稿二本を仕上げたのは今だよ!! もう既に31日になっちゃってるよ!! 何やってたんだというと、色々と考えてたわけです。原稿、遅いなーオレ。なんか、めちゃめちゃ考えちゃうのよ。こういう日記はものの数分で実に無責任に書けるのに、いざ原稿となると、なかなか書けない。仕上がってもいつも不満が残る。不満の塊だ。オレの原稿は不満の塊ですのでライナーとか読まれる方はそのオーラを感じていただけるとよろしいかと(笑)。