マスタ最終調整と確定申告。

巻上さんのマスターは完成してはいたのだが、何度も聴いていてどうも気になるところがあったので、モルグ社の須藤さんに依頼して気になるノイズ部分数カ所と聞こえ方が不自然な部分を調整してもらう。プツッという、別に気にしなければ聞き流せるものなのだが、ひとたび気になってしまうとオレにとってはそこで音楽の意味というか聴取の感覚が変わってしまう。2/1,000秒くらいの調整。これ重要。その他、須藤さんからはマスタリングに関する様々なノウハウをちょこちょこと聞き出す。本当は自分でマスタリングできれば一番良いのだけれども、一朝一夕に出来ることではない。今のオレの立場としてはプロフェッショナルなエンジニアに、いかにその音に対する聞こえ方を上手く伝えられるかということだけだ。マスタリングのスキルを身につけるには十年早い。
モルグ社から家に戻り、いままでちんたらとやってきた確定申告書類を一気に片づける。左手に確定申告ガイド本と税務署が発行する手引き、下書き部分をコピーして、足下にはある程度まとめた大量の領収書、パソコンに入力しつつ、空欄を埋めてゆく。


発狂しそうになった。


去年は失業の一年間を付けるだけだったし、なんせ初めてなものでさっぱり分からなかったので税務署に行っておねいさんに教えてもらいつつ書き込んで簡単に完成したのだが、今年は自力でやろうと思った。何故かというと、税務署で教えてもらいながら申告書を書くと待たされる時間が異様に長く、とっても無駄だからだ。気が狂いそうになりつつも、なんとか完成までこぎつけた。腰が痛くなった。もーやりたくねー。といっても来年も再来年もあるのですね。これは苦痛だ。でもまあさっぱりした。完璧だ(と思う)。来週提出。