壮行会とかR.U.B.とか巻上さんのとか。

3/4(土)
夜、野郎四人でカジュアル・フレンチでフレンチを食し、ワインやビールやコーヒーを飲み、語り合う。鈴木茂氏がなんとO之T社を退社したので、その祝賀会というか壮行会というか、そういった感じの会。スタディスト・岸野雄一氏、音楽評論家・烏賀陽弘道氏、これからフリーの編集者として活躍する鈴木茂氏、というなんとも思い切り濃いメンツ。そういえばオレがディスクユニオンを辞めると宣言した2004年の今頃、ヤン・ガルバレクのコンサートの後の呑み会にて、ちょうどオレの向かいに座ったのが鈴木さんだった。あの時のメンツも濃かったなー。ノートランクスの村上さんとか、いーぐるの後藤さんとか、村井さんとか、もうなんだかぐちゃぐちゃに濃いメンツだった。その時、鈴木さんは大きくオレに共感してくれてて、ずっとメールのやりとりをしてて、これはもしかしたら鈴木さんが辞めるのも時間の問題かな、なんて思ったのだった。案の定、今年、辞めた。おめでとうございます!! 辞めた直後からなかなか忙しいらしく「早くその忙しいのから脱却して、退職金のあるうちに思い切り遊んだ方がいいよ。」などと悪魔が囁くようなアドヴァイスを。岸野さんは用事があってスウェーデンに行った模様。烏賀陽さんはN.Y.へ行った模様。なんか、みんなスゴいな。そんな土産話などもとても面白く、斜向かいにあるラブホテルに入ってゆく熟年男女を評論しつつあっという間に時間が過ぎてお開き。楽しかったッス。またこの濃いメンツで呑みに(といっても岸野さんと烏賀陽さんは呑めないが)喋りに、行きたい。
3/5(日)
起きたの、1時半。夫婦で。梅祭りとか、そういった季節感のある行事に行きたかったのだが、あっという間に夕方になって、オレは新宿ピットインへR.U.B.を観に。R.U.B.はRothenbergのR、UchihashiのU、BennettのB。実に楽しい即興。即興の鏡、というか。うっちゃんの奏でるダクソフォンが実にいい味わいだ。サムの即興ソングやヴォイスの吸引力もシャープ。ネッドのノンブレスは延々と二人の掛け合いの柱になっている。ファーストセットは短く即興。セカンドセットは長い一曲で。観客は比較的少なかったけど、演奏は抜群だった。日曜日の夜ってやっぱり集客が悪いのだろうか。みんな明日の仕事に備えるのかな、夜のうちから。そんなことしたってしょうがないのに。楽しい即興、聴きに来ればいいのに。
帰ってから巻上さんのマスタコピーを改めて聴く。う〜ん、素晴らしい。配偶者が「巻上さんの音楽って、ホントに楽しいよね」と。さすがオレの配偶者である。よく分かってらっしゃる。4月16日発売。よろしくお願いします。これについてはウェブサイト更新したのでご確認を。ここ → http://www.doubtmusic.com/jpn.html の News のところ。