巻上スタジオ。いい感じ。

いや〜湯河原はやっぱり遠い。というわけで巻上公一さんの家に遊びに、じゃなかった、仕事に行ってきた。ホントは今日マスタリングを完全に終わらせるつもりだったのだが、パソコンの調子が悪く、作業真っ只中で落ちること多数。インテル入りの新しいマックはやはり不安定な模様。まるでパソコンにこちらの心境を読まれているような感覚。2〜3日中に巻上さんがいつも使ってるマックの修理が終わって戻ってくるようなので、そこで最終仕上げ、という感じか。来週ですね、マスタ出来るの。それでもプリマスタのCDRは一応完成し、これを聴き込んで最終仕上げに必要な事項をまとめといて、最終仕上げに臨んだらサクサクと作業は進むであろう。新たに一曲を加え、よりバラエティに富んだ感じの仕上がりになる予定。全11曲です。楽しみにされたい。来週くらいには正式なタイトルとか曲名とかをウェブサイトで発表できると思いますのでよろしく。
巻上さんちの環境は最高。独立したスタジオ。坂下りると足湯。スタジオのドアを開けると川のせせらぎ。スタジオ内は大量の楽器・機材と本とCDとLPとその他謎のおもちゃ類多数。ここから唯一無二の巻上ワールドが生まれ出るのはとても納得する。簡単な楽器でセッションしたり万華鏡を覗いたりしながらまったりとした時間を過ごし、夕ご飯までご馳走になり(アヤコさん、めっちゃ旨かったです。ごちそうさまでした。)、とっても楽しい時間を過ごした。仕事に行ったというよりやはり遊びに行ったという方が適切な楽しさ。しかも帰りは新幹線で帰ってきたし。
ところで今日あたり、佐藤允彦さんの『パラジウム』と『ディフォーメイション』(各々1969年作品の再発)がCDショップの店頭に出ているはず。私がライナー書いてます。両方とも日本のフリー・ジャズ黎明期の素晴らしい作品。両方ともトリオでの演奏だが全く性格の異なる作品で、甲乙つけがたい2作品だと思う。税込\2,800てのはちょっと高い感じもするけど、紙ジャケでいい作りだし、聴いていない人は買うように。以上宣伝広告。