CANのリマスタ盤他。

1月13日(金)
私の友人の佐藤大介という男が高松からやってきた。彼は共同通信の記者である。私と一回りくらい年齢が違うが、出身も旭川ということで、妙に意気投合してしまい今日に至る。どうやら彼は昼間、某誌の主催するパーティに出席していたらしく、夕刻から時間が空き5時前に「呑みましょうよ。」と電話がかかってきた。以前から1月13日は東京に来るから呑もうぜと約束をしてて、空けておいたのだがこんなに早い時間から呑み始めるとは思わなかった。神田みますやにて。5時ちょい過ぎくらいから。あ〜よく呑んだな〜と時計を見るとまだ8時前!! ではもう一軒行こうかということになりついでに山本隆も呼びつける。3人で二件目。淡路町の某小さな居酒屋。それにしても色気がない。大介も山本隆もデブなので、どうにも色気がない。おねいちゃんの一人でもいれば盛り上がるのだが。途中から、隣で呑んでたおねいちゃん一人を含む3人組と呑むことになったところで11時半くらいになったので、オレと大介は帰ることにする。山本隆のその後の行方は知らない。一緒に呑みに行ったのだろうか? まぁどうでもよい。
1月14日(土)
一日雨。久しぶりに休日の配偶者に付き合う。池袋へ買い物。バーゲンとかやってるので行った模様。それでも配偶者は8時から印刷所にチェックに行かなきゃいけないというので、オレは池袋に残り、CD屋さんへ。F.M.N.石橋さんのブログ http://news.fmn.main.jp/?eid=251980 を読んだり、先日小野島さんと話してたりしてずっと気になっていたCANのリマスタ盤CDを3枚購入。『フューチャー・デイズ』と『スーン・オーバー・ババルマ』と『サウンドトラックス』。他にも中古で4枚くらいブルースとかアフリカものとか購入。以前CANの『フューチャー・デイズ』をCDで購入したとき(SPOON盤)はあまりの音のヒドさに「これならアナログ聴いてたほうがまし」とか思って、他のタイトルもそんなもんだろうと思って購入しなかったし、CDもとっくに売っ払った。でも今回のリマスタ盤は、さすがに音がいい、というかすんなり聴ける。前のCDはホントにヒドかったもんなー。でも聴いたのは十数年ぶりだし、アナログと聴き比べなきゃ話にはならないのだが、個人的に、CANくらい音の細部にこだわって聴いた音楽もないのではないかと思う。特に「フューチャー・デイズ」や「チェイン・リアクション」は音の作り方もさることながら、SEが音楽に及ぼすというか想像力を掻き立てる効果が抜群で、そこが比較的クリアーに聴き取れるのが嬉しい。低音もかなりブーストしている模様。もうちょいドンシャリ系でも良かったのかなとも思うが、かなりいい線でマスタが作られていると感じる。こりゃ残りのタイトルも買わにゃならんな、カネがないな、と一人悩む中年。「マザー・スカイ」の後の「シー・ブリングス・ザ・レイン」のマルコム・ムーニーの切ないヴォーカル。ここでいつも私はぐっとクルのだった。