厄払い&確定申告関連。

1月15日(日)
配偶者の厄年だというので、一緒に西新井大師に厄除けに行く。私は厄除けとか厄年とかお祓いとかそういったことには全然、全く、ことごとく、100%、興味はないのだが、まぁ宗教パフォーマンスでも見に行くか、くらいの気持ちで付き合った。しかし厄年というのは民間の経験則から得た年齢なのだろうか、それとも仏教とミックスされた神道が維持存続のために上から民衆に押しつけた年齢なのだろうか、調べてみないとよく分からないが、その「厄年」という年齢には、比較的説得力を感じるのである。別に何も信仰しているわけではないけど。
複数の坊さんによるユニゾンの声明と大太鼓。そして錫杖。観音様の前に火が焚かれ、お札を火にかざす儀式。これで今年一年の厄払いである、と。火が燃えさかる視覚的効果と、ユニゾン声明と重低音大太鼓の合奏という聴覚的効果は、否が応でもひとを興奮に導く。性欲を燃えたぎらせる(これは不謹慎なことなのだろう、きっと)。でも、あぁオレはアジア人なのだなぁとつくづく思う。配偶者はデジカメで写真を撮ったりしてあまり厄除けに真剣ではない様子。
その儀式が終わってから、西新井大師の参道へ連なるおだんご屋さんに入って一服。頼んだのはビールとおでんと西新井大師名物草だんご。って注文するもんがむちゃくちゃでんがな。まぁ、今年一年健康で暮らせますように、と。
1月16日(月)
ヒマだった。こういうヒマな時を見計らって、確定申告作業をやろうと思って領収書を出すためにレターケースの引き出しを見たらもうグチャグチャになっており、それを見た瞬間そのままそっと引き出しを元に戻した。とにかくなんとしても申告はすることに決めたので、とりあえず確定申告入門書みたいな本を買ってきて読んだ。憂鬱であった。そもそも本屋ではそんな本のコーナーなど過去に一度も見たことがないのだ。それにしてもビジネス書百花繚乱状態はなんとかならないものか。このような本は紙の無駄であると思う。法制関連ならまだしも、人事・人材関連とか、社員教育関連とか、もうそういった類に至っては全てが「とんでも本」であると言っても過言ではないだろう。どこぞの会社のいい年した部長とか課長とかがそういった本を読んで部下に色々と訓辞を垂れるのを想像するとちょっと、どころかかなりうんざりする。でもそういう本が売れて読まれるのが世の中の流れなのだなー。情けないよ、オレは。
確定申告入門書は読んでてかなり憂鬱になったが、それでもけっこう得るところが大きく、目から鱗の事実とかがあって今更ながら感心した。いっそのことオレは配偶者の扶養家族になることも可能なわけで、税金対策というのは知れば知るほど面白い。
韓国の"After Hours"というディストリビュータ(兼ショップ)からようやくオーダーがあったので夜は梱包作業。これもアルフレッドの紹介。有り難い。そういえば今週末は新宿ピットインの40thフェスでアルフレッドが来るんだった。