知性とは。

熱は下がったものの、フラフラ感がなかなか抜けない。クスリのせいなのかそれとも病のせいなのか。ちょっとしたフラフラ感ならまだいいんだけど、今朝のフラフラ感を遙かに超えた強烈な目眩にはまいった。朝蒲団の中でうとうとと夢うつつで仰向けから左側に寝返りを打った瞬間強烈な目眩。ちょうど、呑み過ぎて寝て天井がグルングルン回る感じ。めっちゃ気持ち悪い。それですっかり気分悪くなって目覚めた。こんなこと普通ではめったにないのでクスリのせいにすることにした。
HC741 / フスコデ錠剤。効用:咳の鎮静。副作用等:眠気、めまいなどが起こることがある。
多分これだ。そもそも3食後二錠×3日も飲んでるのに咳止まらないし。どうせ飲んでも飲まなくても同じだと決めつけて飲むのを止めた。
昼、高倉健主演「鉄道員(ぽっぽや)」をTVで見て号泣。
夜、4日ぶりに外に出た。たまには外食にということで。そのついでに本屋によってTHE DIGというムックの最新号を購入。某所での沖縄在住N氏の情報によるもの。レックのインタビューとペニー・スミスがレックを撮った写真に関する評論。筆者はいずれも河添剛氏。河添剛さんという方に関して私は不勉強でお名前を存じ上げなかったが、とても新鮮な文章を書く方で、レックへのインタビューも写真評も一気に文章に引き込まれてしまった。こういうのを知性というのだろう。Nさんのおっしゃる通り、河添さんのフリクション論を是非読んでみたいものだ。
また、同雑誌の「各ジャンル2005年の新録ベスト10」のジャズ部門で原田くん(元・ジャズ批評編集長)がマツ・グスタフソンの『カタパルト』を7位に入れてくれており、とても嬉しかった。
ところでまた最近「音楽批評」論、もしくは音楽メディア論のいくつかに出くわして、考えされられることが多い。もしかして今一番疑うべきはインターネットの情報かも知れない。岸野雄一さんが自身のBBSにも書かれていたが、ネットで拾った情報をかき集めて、さも自分の意見のように発言するのは、オレも「知性と認めません。」参考 → http://www3.tky.3web.ne.jp/~gamakazz/kishino/