押し迫る2005ファイナル。

26日(月)夜。ディスクユニオン時代に強力に私をバックアップしてくれていたアルバイトの女の子、W辺さんが辞めるというので、送別会を。メンツは登場順にI島、M田、オレ、W辺、A上、K原、F森、O塚。水道橋のレトロ(を装っている)飲み屋で。W辺も7年ディスクユニオンでバイトしたかー。長いな。入ってきた頃はまだ可憐な少女という感じだったが、いまではオトナの女に変貌している。女の7年は重いなと、納得したり。頑張ってオトコをつくったり新しい職業に就いたり結婚したり子供生んだりしてくれ!! っつーかW辺の送別会は今週中にもう一度計画されているのであった。
27日(火)は昼間、赤羽のガッツ・プロダクションの笠井さんを取材。実は人知れず「Jazz Today」というフリーペーパーに連載を持ってて、マイナー・レーベル探訪。みたいな記事を書いているのだが、次の号はガッツ・プロの笠井さんに登場願ったというわけ。ガッツ・プロは特にポーランドハンガリーといった東欧のジャズを輸入販売している会社。最初は笠井さん一人で立ち上げたが、いまは3人でやっている。オレは笠井さんが前の会社を辞めて独立する場面から立ち会っているわけで、わりと事情を良く知っているのだった。笠井さんと会うのも10ヶ月ぶりくらい。最近CDが売れへん、という話から始まって、気がつくと二人で約3時間喋っていた。
赤羽に行ったその足で千駄木に戻り、時間がなかったので家には戻らず駅前のドトールでコーヒーを飲んで一服。先日編集の須川さんに誘われ、本日千駄木であるライブがあるので一緒に行かないかと誘われ、千駄木駅で待ち合わせることにしたのだ。ほどなく須川さん登場。千駄木の「ペチコートレーン」という喫茶店でのライブ。「サイクルヒット」というピアノとサックス・デュオと「須藤かよ+夏秋文彦」デュオの二グループ。最後は4人でセッション。須川さんはどうしてもオレに「須藤かよ+夏秋文彦」をライブで聴かせたかったようだ。実際、このデュオは素晴らしかった。キーボードのデュエットだが須藤さんはアコーディオンとエレピ、夏秋さんはピアニカで、ちょっとひねくれて美しい曲(全てオリジナル)を演奏。時々須藤さんのうた。一曲目から引き込まれた。曲想はXTCを彷彿とさせるもの、ただしもちろん曲のプロポーションXTCとは全然違う。実にオリジナルな雰囲気で良かった。もしオレがこの二人をプロデュースするとしたらどんな風にしようか、なんて、美しい演奏を聴きながら終始考えていた。職業病、ってやつだな。
ライブ終了後、須川さんと近くの呑み屋でビール&メシ。話は様々なことに及び、楽しかったっす。須川さん、本日はお誘いいただきありがとう。充実してました。