デレク・ベイリー死去。

街中がいよいよ年末感・師走感を醸し出し、近くの商店街では福引きのセールをやっていたり、スーパーがやけに混んでいたり、道行く人々が妙に早足だったりして、なにかこう、意味もなくウキウキ度が増す。この2〜3日は家に籠もっていることが多く、ごっそり買ったCDを聴いたり本を読んだりする日々だが、23日は梅津和時林栄一のデュオに行ったり、24日は配偶者のご両親と一緒に沖縄料理を食いに行ったりして、それでも外には出ている。
それでもCDは聴ききれないっすね、やっぱり。特にマイルスのコンプリート・セラー・ドアがアマゾンから到着しちゃったもんだから、それだけでも5時間以上ですよ!もう。それにこないだ録音したアルタードの選曲もしなきゃいけない。そしていまはアース・ウィンド&ファイアーなんか聴いてる。EW&Fなんか聴いてるひまないやろ。と自分にツッコミつつ、こんどはサンタナがかかっている。

と、ここまで25日の昼間に書いて、その後急用が入ったので一応保存しておいてから外に出たのだけれど、家に帰ってネットを見てたらとんでもない記事が。
デレク・ベイリーが亡くなった、と。享年75歳。http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/
一般的には、圧倒的に支持者が少なく(ポピュラリティが圧倒的になく)一部の音楽ファンを熱狂させただけの一介のギタリストという評価であろうが、彼の残した軌跡と方法論はとてつもなく大きい。そのとてつもなく大きいことは、まさに確実に「今の音楽」に繋がっている。そして彼の残した実績は何らかの形で連綿と将来にも繋がっていくことだろう。合掌。
色々と書くべきことがあったのだが、それは明日にでも。