常識人とは。

世間的な「常識人」になるべく日々努力しておる私であるが、本日はそりゃいくらなんでも非常識やろ、という行動に出てしまった。
約一ヶ月前から、そのことは知っていたのだ。ディスクユニオンで働いていたとき、オレがお茶の水の店長をやっていたときのアルバイトであったところのM田くんの結婚祝賀パーティ@渋谷7th Floor。彼からメールも来たし招待状も来ていた。オレは全く無視していたのだった。別にM田くんのことをキライとか、そういったことでは全くないのだ。ただ、そういったオレに最も似合わない「パーティ」とかそういったセレブ的な集まり。これに対し、オレはどういった態度を示せばいいのか、と。迷って迷って、結局出欠のハガキも出さぬまま今日(当日)になってしまった。すごく後ろめたかったのだ。実は。
開始は昼の12時。そもそも起床がそれを大幅に過ぎた13時。もうひととして全然ダメ。もうこうなったらM田くんに住所を聞いて後日結婚祝いのプレゼントをお送りしようと思っていたところに、M野とかM沢とかO塚とか当時のディスクユニオンで一緒に働いていた連中から続々と電話があり「なぜオマエは店長だったのに来ないのか」とか「今何をやっているのか。家に籠もっているくらいなら出てこい」とか脅迫じみた酔っぱらい電話が入り、なんか、この状態であれば顔を見せてもいいかな、と。行くことにした。二次会から。
恥ずかしながら結婚祝いの花束を持ってって、大遅刻で二次会の会場へ。既に皆酔っぱらっており途中から誰が来ようがもうどうでもいい感じ。M田くんと奥様にはちゃんとお祝いの挨拶をし、花束をお渡しした。電車に乗ってたら途中で地震があったらしく電車の中に閉じこめられたトラブルがあったものの、一応これで面目は立っただろう。その後は普通に呑み会。かなり皆躁状態での宴会。何がそうさせるのか。結婚という人生の分岐点がそうさせるのか。懐かしいメンツが集まったからそうなるのか。
いずれにせよ本日の私の態度は社会人としては完全に、あってはならない態度であった。ごめん。M田くん。でもオレは心の中ではちゃんと祝福しているのだよ。社会人というのはそれをパーティの出欠とかモノとかで表現しなくちゃいけないのだよね。分かっていながらもついついテキトーな態度でなしくずしにしようとしたオレが完全に間違っている。またメールでもくれ。そして数人(最大限5人)で呑みに行こうぜ。
べろべろに酔っぱらって帰宅。ま、とにかくM田くん、結婚おめでとう!