靴下はいたりした。

それにしてもなんと私は出不精なのだろうとつくづく思う。もう外に出るのがものすごく億劫。なんとなく家にいるのが安心なのね。家の中はパジャマで過ごせるし気が楽だし。外に出るとなると靴下をはいたり鞄に手帳を入れたり財布を持ったりといろいろ大変じゃないですか。もうオレが外に出るときは一大決心なのだ。
そういうわけで今日も一大決心を二度ほどして頑張って家を出たのだった。ひとつは江東区の公共施設によんどころなき理由にてカネを前払いしに行った。本当は自転車で行こうと思ったのだが、本を読みたくて電車で行くことにした。電車の中は本読むのに最適ですね。家にいるとついついタバコとか吸っちゃったりなんかして一服しすぎる。読み進まないわけです。その点電車はタバコも吸えないし、やることもないので本を読むにはもってこいの環境だ。じゃあ図書館に行けばいいではないかと思われるかも知れないが、図書館は気を張りつめすぎちゃってちょっと疲れる。勉強する人たちに囲まれてリラックスできない。そういうわけで電車で本を読みながら行って帰ってきたのだった。
それから二度目の外出は新宿ピットインに大友+芳垣+Tokieのライブを見に。というか、きのう大友ブログを見たら「Out To Lunchのエディティングが終わった」と書かれていたので、それの受け取りの用事も足そうと思って。なかなか機能的で効率的な動きだ。ファーストセットだけ見て帰ろうと思っていたのだが、ついついズルズルとセカンドセットの最後まで見てしまう。ロッキンな演奏でなかなか良かったよ! それにしてもTokieさんのプレイは今日初めて見たが、ウマいですね。独特のビート感を持ってる。ベーシストってのは各々が他の楽器と違ったオブセッションみたいなものがあるように感じる。これは、なんか例外なくオレが全てのベーシストに感じる部分だ。何なんだろ、これ。単純に音楽の根っこの部分を演奏しているからっつーんじゃなくて、聴き方の問題であるような気もする。結局ドラムとベースはリズムを支える、みたいに刷り込まれてんだよな。いずれにせよベースがボンと一音入るとシーンがガラリと変わることは明らかなので、その辺の怖さと隣り合わせに常にいるのがベーシストなんだね。コワイコワイ。
本当はファーストセット終了後桂花ラーメンでターロー麺を喰って帰る予定だったのだが、もう桂花は閉まる時間なので新ピの斜め裏にある博多ラーメン屋さんで喰って帰ってくる。
これからONJO plays Eric Dolphy "Out To Lunch"(プリ・マスタリング)を聴くぞー。