新大久保ジェントルメン。略して久保ジェン。

今日も暑かったなー。汗を7デシリットルくらいかいたよ。
いろいろとやらねばならぬことがあるのだが、ついつい締切ギリギリまで何もしないもんなのだなー人間って。ってオレだけなのかなー。不思議だなー切羽詰まって仕事をして徹夜してうだうだ文句垂れるくらいなら最初からやっとけっつー話ですが、こういう性格は子供の頃から本っ当に直らないものである。夏休みの宿題みたいだ。
夏休みの宿題と言えば小学生の頃は本当に苦労していたもんだ。小学2年の時であったと記憶するが、名字の50音順で夏休みの宿題を提出するときにオレの一つ前のTくんに順番が回ってきて、Tくんは「宿題はやったけど家に忘れた。」と言い張った。「じゃあ家に帰って取ってこい。」と担任の教師に言われたTくんは授業中に家に宿題を取りに行かされる羽目になった。宿題は黒い画用紙に絵を描いてくるだかなんだか、そんな宿題だった。そして夏休み前に黒い画用紙がひとりひとりに渡されたのだった。
Tくんが帰ってきた。黒い画用紙にちゃんと絵が描いてある。ところが担任の教師の目は節穴ではなかった。というか、ミエミエ。われわれが遠目に見てもわかるほどそれは杜撰なごまかしであった。Tくんは家に帰って急いで画用紙を黒く塗りたくりその上になんかごちゃごちゃとジャクソン・ポロックのような絵を描いたのだった。Tくんはこっぴどく先生に怒られた。みんなはTくんのことを笑った。Tくんのその時の表情は覚えていない。でも今考えるとTくん、エラいと思う。その権威に屈しない態度。猛スピードで絵を描く才能。自分の主張を曲げない行動。わははは。今思い出すと実に牧歌的な小学生だなー。Tくん、何やってるかなー。実家は商店を営んでいたはずなので継いでるかも知れない。あ、彼は次男だったか。いずれにせよその才覚を持って、今頃は商売もうまくいっていることだろう。ヤクザになってたら面白いな。ヤクザだったら相当昇進してるはずだ。
くだらない話をつい長々と書いてしまった。そんなん書くんだったらカネになる原稿の一つでも書け。ということですよ。
さて梅津さん2日目。本日は新大久保ジェントルメン。3人になった新大久保ジェントルメン。ゲストにガレージ・シャンソン・ショーの二人。ガレージ・シャンソン・ショーのライブを観るのは初めてだったがこれが面白い! オレ的にはめっちゃ好きなサウンドですよ。アブドゥール・ワハハさんには3年ぶりくらいでお会いした。いやーアブドゥールさん、面白い面白い。この芸風は守り抜いて欲しいところだ。梅津さん、いやいやグレイトさんのアルトも歌伴で冴えまくり。良かったです。個人的にガレージ・シャンソン・ショーがとても気に入ったので最新のCDを購入させていただく。
帰り、夜道を自転車で走っていると妙なおばあさんに遭遇。歩き方が妙。こんな夜中に。おばあさんが。ひとりで。ひぃ〜。全身総毛立った。ま、たぶん普通のばあさんなんだろうけど、オレ、こういうのめっちゃビビリなんです。
あ。また思い出したぞ。小田急線の恐怖のばあさんの話。でももう今日はめんどくさくなったので寝る。明日書きます。覚えていれば。夏は恐怖話だ。稲川淳二の季節と言い換えても良い。稲川淳二、ひそかにファンです。