7月の終わり。

7月も本日で終わりである。がっかりである。7月こそ「夏」のウキウキ感を醸し出す最大の月度であると信じて疑わない私にとって7月が終わるというのは、もう夏が終わるようなものなのだ。しかし、高校野球があるさ、お盆があるさ、スイカと桃があるさ、などと、なんとなく自分を慰めたりするニートでイキな中年だ。
夕刻、ある本が欲しくなって神保町に出かける。目的の本はすぐに見つかったので購入したのだが、本屋をみていると面白そうな本が山のようにあり、あれもこれも読みたい、ああ、オレが二人いれば一人のオレに働かせて一人のオレは一日中本を読むのになあ、などと小学生のような妄想をしつつ、ついつい5冊も買い込んでしまう。先日の、厳選に厳選を重ねて購入したその節約の意気込みは、どこへ行ってしまったのか。
そのうち一冊を本日読了したが、これが超つまらない本であった。音楽関連の本。新潮新書。「そんなんわかっとるがなー」「それ、ちゃうがなー」とツッコミを入れること多数。あー、買うんじゃなかった、読むんじゃなかった。もっと内容をざっと見てから買うべきであった。ちくしょー。ま、買って著者の印税収入に貢献したので経済事情には貢献した。
現在部屋の床には本が積み重なり、CDが積み重なり、机の上には書類が積み重なり、その間にCDが隠れたりなんかしていて、またぐちゃぐちゃな状態である。このぐちゃぐちゃな状態がわりと落ち着くんですけどね。ただ、仕事をしようとするときに探し物に時間がかかりすぎるのが難点だ。「使ったら元に戻す。」小学生の時に親にさんざん言われたことをまだ守れておらず、今度は配偶者に同じことを言われている。
明日から8月だ。そして8月6日から高校野球だ。