また呑み会。

原稿一本仕上げる。本当は15日締切だったのだが本日入稿する。失業中に読んでいたフリーター入門みたいなくだらない本で、「個人で仕事をやる人はクライアントからの締切を絶対に守らなければならない。そうでなければ信用を失う。」みたいなことが書かれており、なるほどなー。一理あるよなー。とか単純で血液型A型の私はそれを信じて、少なくとも原稿は2、3日遅れ、大幅に遅れるような時は編集者の方に必ず遅れる旨連絡を取るようにしていた。
でも概ねそのようなこと(信頼を失う、とうようなこと)は余程のことがない限り、ない。編集者の方で遅延対策としてギリギリの締切から数日、へたすりゃ10日くらいはさかのぼって締切を設定しているものだ。今回も、遅れますーと連絡したのが締切の一週間過ぎだった。しかしもちろん締切をキッチリ守るに越したことはないということは分かってはいるのだが、だんだん人間というものは(っつーかオレだけか?・笑)からくりを知ると甘えてしまう。イカイカン。いまの意見、オオヤケには撤収します(笑)。
夜S崎から呑みに行こうとの電話あり。S崎、U井、Y本との四人で淡路町明石で呑んでいると、次いでT野、S藤、イガブーが登場。そしてさらにK井が登場。私以外は全てディスクユニオンの社員だ。S崎は私がディスクユニオン淵野辺店で一緒に働いていた男で、世の中にはこんなに落ち着きのない男がいるのかと当時思っていた。まあとにかく色んなことに関して必要以上に焦ったりするわけです。まるでその仕事終わらせなきゃオレは死ぬ、くらいの勢いで焦ったりするわけです。端から見ててとても楽しかった。でもS崎も大人になってだいぶ落ち着いた。S崎のみならず、みんな大人になった。若い頃のエキセントリックな態度や、独特の青臭く人と敵対するような態度はみんな影を潜め、大人になってゆく。それでも我々の話題は低俗極まりない、いかにも頭悪そーな話題だ。そういうくだらない話で盛り上がることが出来るのもこの連中ならではだと思う。楽しい呑み会だった。帰りにU井と千代田線で一緒に帰ってきたが自分の駅で降り忘れ、気が付くとひとつ先の駅だった。U井と電車の中で会話が盛り上がりすぎたせいだ。逆のホームに行くと幸いすぐに電車が来て、無事帰れましたとさ。