音漬け2日間。

7月20日
morgue社にて Andrew d'Angelo Trio / Morthana with Pride (dmf-105) のマスタリング作業。エンジニアの須藤さんが予めサウンドを作っておいてくれたのでものすごく速く進行。いわゆる軽めのドンシャリ。ロックのイコライジングによく使用される種の音質で、実は私もドンシャリが好きなのではある。であるからして、まあ一概には言えないが、一本100万の高級スピーカと対で5万とかのスピーカを聴き比べると往々にして私は5万の方のスピーカの方が音が良い、と判断してしまう耳の悪さをもっており、つくづく不幸な耳をしているのである。であるからしてこのドンシャリ系のサウンドは単純にカッチョエ〜、となってしまうわけで、須藤さんはその辺の私の耳の悪さを見通したのか、そういう音作りにした。しかもリミッタ攻撃だ。私にとって悪かろうはずがない。カッコいい音質になったと思う。でもこういった激しい音の場合、そうした方がアーチストの意向のあるがままに再現できるであろう、という予断も入っているのだ。もちろんアンドリューにはチェックをしてもらうが、多分気に入ってくれるだろうと思う。
9月11日発売です。ああ、そうか。今気付いたが偶然9.11だな。アンドリューのライナーにも9.11のことが出てくる。

7月21日。
某グループのレコーディングに立ち会わさせていただく。某グループはデビューの頃から好きなグループで、来年doubtmusicからCDをリリースする予定だ。「某グループ」としているのは、今のところ正式に話が決まったわけではないからだ。でもまぁ97%くらいは確実だろう。今回のレコーディングは某グループが自主制作するもので、その続きをdoubtmusicよりリリースする予定。この2作、対になって一作品のようなモノなのね。そうしたの。話し合って。その続きのレコーディング予定日も今日仮に決めたので、98%くらいは確実になった。来月か再来月にはこの「某グループ」が何であるか打ち明けようと思う。それまではオレに直接「あのブログの某グループって誰のことなのよ?」とか尋ねないでください。
スタジオは板橋区にある某スタジオ(と言ったら分かる人は分かるでしょう)。エンジニアは某彼。有名。レコーディングはまったりと進む。休憩時間が異常に長い(笑)が、演奏そのものはかなり濃〜い内容。やっぱスゲーわ、このグループは。テレパシーで繋がる奇跡的なグループだ。スタジオには関西弁が飛び交い、オレにまで伝染してしまったではないか。関西弁、マスターしたいです、真面目に。
家に帰ってきて、夜中に配偶者がベロベロに酔っ払って、ご陽気に帰ってきたので、この酔っぱらいの相手をしてやる。言ってることがまるでオヤジの酔っ払いで、内心楽しませてもらった。ばったりとベッドに倒れ込んで寝たようだ。多分あの調子だと夜中に気持ち悪くなってゲロ吐くだろう。