弁護士目指す男。

一日中原稿書き。と、思ったら4時頃、元ディスクユニオンO原から突然の電話。O原は去年の私とほぼ同時期、ディスクユニオンを退社し、な・な・なんと司法試験を受けてしまった有能な人材である。早稲田の政経を出てな・な・なんとディスクユニオンに入社し、ジャズが好きなのでジャズ担当者になった。政経出てるくせに今度は弁護士を目指すという妙な人生を送っている男である。司法試験の一次は通ったのでようやくヒマになったから、沼田さん、久しぶりに呑みに行きましょう、と。こういう嬉しい誘いを断るはずもなく、H坂、K原、U井といういつもの現ユニオンのメンバーを誘って呑みに出かける。そしていつもの淡路町・明石。
きくと一日10時間試験勉強をしていたそうだ。ということは、例えば朝9時に起きたとして歯磨いたりして10時から試験勉強を始めるとする。2時間後に昼飯時間1時間取って、6時間後晩ご飯を食べる時間を一時間として、終了するのは夜10時である。オレだったら気が狂いそうだ。それでも彼は弁護士を目指してそれを一年弱やり遂げたというわけだ。音楽もほとんど聴いていないという。弁護士目指すのも大変だ。弁護士目指さなくて良かった(爆笑)。
しかしO原がもし弁護士になったとすると、エラいことだ。友人に弁護士がいると言うことだ。なんか、完璧。な感じがする。しかし二次試験の論文がかなり難しいらしい。二次を通れば余程のことがない限り三次も通るという。二次も通ってほしいと願うばかりだが、司法試験っつーのはそうそう簡単に通るものではない。まぁ2〜3年は覚悟しとけよー、とは言ってあるのだが。なんかO原であれば通りそうな気もしてくる。
呑み会は楽しかった。ディープな話が盛りだくさんでノリノリであった。そういえば「O原、頑張れよー。カンパーイ。」とか、そういう盛り上げは一切なかった。最後はいつものように「一人いくらだよ。」とか「終電間に合わねー。」とかグダグダで終了した。まぁわれわれの間ではそういったわざとらしい盛り上げも必要ないだろう。ここにて→O原、頑張れよー。