アルフレッド

9時半起床! であったはずなのだが、寝坊して10時半起床! やべっ。アルフレッド迎えに成田行かなきゃ。25日森下文化センターのONJOコンサートのために本日アルフレッド・ハルトさん、来日。なわけです。バババっと着替えて靴下はいて歯磨いてヒゲ剃って顔洗って地図持ってカネ・タバコ・鍵・時計・ケータイ・手帳を持って京成スカイライナー内で読む本を持って換気扇切って部屋の電気を全て消してガス湯沸かし器の元スイッチ切って家を出た瞬間、窓全開であったことに気付き、あわてて戻り窓を閉めて一人バタバタ状態で日暮里駅へ向かい京成線で成田へ向かう。ちなみに車中ずっと読んでた本は『不屈のために』斉藤貴男。
無事アルフレッドと出会うことが出来て、京成スカイライナーから上野で大江戸線に乗り換え清澄白川で降りて無事アルフレッドのホテルのチェックインも済ませる。アルフレッドが壊れたサックスのリペアに行くというので一旦部屋に行って荷物を置いたりサックスを持ってくる間ロビーで待っていた。3時半か。あ。朝から何も食ってねえよ(最近こればっかだ・笑)。
ルフレッドがロビーに来てから「腹減ってるから、メシ食うのにつき合ってくれないか。」と頼み、近くのカフェで大盛りのスパゲッティとサラダとコーヒー。アルフレッドは「機内で食ってきた」と言ってたくせにおにぎりを2個も食っていた。ようやく胃袋がほっとして津上研太が待つ大久保駅へ向かう。研太とアルフレッドと3人でイシモリ楽器へ。サックスのリペア依頼も無事済み、研太とアルフレッドは伊勢丹のなにやらバイオフードレストランだかなんだかでディナーを食うといっていた。アルフレッドはバリバリのヴェジタリアンだ。「一緒に行こうぜ」と誘われるも、一本原稿があったため私は家に戻ることに。あとのアテンドは研太に任せた。
京成スカイライナーの車中アルフレッドとONJOのCDについてディスカッション。彼は色々と注文を付けてきたが、言っていることは分からないではない。しかしあの完成度も、ミックスの時とかマスタリングの時とかにわれわれは十分ディスカッションしながらやってるんだよ、と。そして彼の意見と私の意見の違いや意見の同じ部分もだいぶ見えてきた。こういうのはとても嬉しい。特に意見の違いが明確になるのは私にとってとても嬉しいことなのだ。そしてそれをどう解決してゆくのか、それは私とアルフレッド、あるいは意見の違う当人同士にしか解決の糸口が見いだせない。全く意見の同じ他人なんてあり得ないんだからさ。その違いを明確にするのをイヤがる人が多すぎて私は疲れるのだ。まぁみんなメンドくさいことをイヤがるのは分かるんだけどさ。臭い物には蓋みたいな感じで、意見の違いをあからさまにしないのはフェアじゃないと思うんだけど。そういった意味で彼とは約一時間とても充実した話が出来たと思う。まぁオレのボロカスな英語でよく通じたとも思うけど。
明日はアルフレッドを連れてONJOリハへ。