高年齢化。

今日は配偶者のお父さん・お母さんがうちに遊びに来た。お母さん方の祖母が相変わらず墨東病院に入院している。配偶者の仕事が忙しかったため私もしばらくお見舞いに行っていなかったのだが、脳みそ以外はきわめて健康だそうだ。ただ、寝たきりで食事は鼻から胃袋へと繋がるチューブで液体状のものを流し込んでいる状態。一日約900cc、1,500kcal。
そういった話から老人介護の話、定年の話、リストラの話、高年齢化時代の話、自分が死ぬときの話などを四人で楽しく語り合った。
夕刻、ちょっと早かったが飯でも食おうということになり、4人で歩いて上野に出かける。落ち着いた呑み屋でビールと鮨と様々な料理で大満足。ほろ酔い加減になりお父さん・お母さんとは上野で別れ、配偶者と二人で散歩を兼ねて上野から家までまた歩いて帰ってくる。帰ってきたら11時半だったのにはちょっと驚いたが、途中様々なところで道草しながらタラタラ歩いてきたのでまぁそんなもんか。
しかしつくづく思うが、世の中こうなってしまった以上、5年先がどのような世界になっているのかが全く読めない。インターネットがこれほど普及しそれが当たり前になっているこの状況も10年前までは予想だにしなかったことである。情報資本主義なんて10年前に騒がれてたことが、ここまでくるともはやその10年前のナイーブさ加減が可笑しくもなる。
5年先、いや2年先くらいから、日本の経済を(良い意味でも悪い意味でも)支えてきた団塊世代の定年人口が一気に加速する。会社はどうなるのか。経済はどうなるのか。老人介護はどうなるのか。戦争は起こるのか。革命は起こるのか。そもそもオレは生きているのか。全く分かりません。明日のことだって分からないのに、5年先のことなんか知るかっつーことですね。
ところで本日マツ・グスタフソンの正式発売日ですが、各所で評判が良いようで嬉しい限りです。今日米国にもマツのCDを送ってきた。米国での評判も良いと私はとても嬉しい。