ダメダメな販売員。

なんだかまた朝から荷物が来たり水道のポンプ部の修理があって断水したりオカンから電話があったりと、まったく気の抜けない午前中であった。水道のポンプは振動が原因で、ピィ−−−−−−−というサイン波にも似た(しかし波形はもっとぐちゃぐちゃと思われる)微弱音がずっと鳴っており、まぁオレはあまり気にしないのだが下の住人がとても気になるというので、修理したようだ。修理のおじさんたちを私の事務所(っつーか、単なる部屋です。悪かったな。)に招き入れ、その音を実際に聴いてもらったりした。気にすればやはり気になるのだ。気にしなければ気にならないのだ。ある部分を修理したら完全にその微弱音は消えたようだ。まぁ良かったことにしよう。
夕刻新宿ロフトにRECK + 中村達也 + 大友良英のライブにCDを売りに行く。小野島大氏のプロデュースによる『ファインタイム2』のレコ発だ。実は新宿ロフトは移転してから初めて行ったのであった。ヘッドラッシュ2回とも観てないし。
中原昌也の音は個人的にツボである。ヘア・スタイリスティックスというネーミングで出ていた。実に清々しい音なのである。
RECK + 中村達也 + 大友良英は、気持ちよかった。フリクションの曲をやるとは聞いていたが、それが「Choke」というのはわりと意表をつかれた。が、やはりこの演奏が一番楽しかった。大友っちも熱演ですよ。大友 + RECKはオプティカル8以来だ(と思う)。それにしても中村達也のドラムのグルーヴ感はとても気持ちがよい。終わってから大友っちとも話したが、リズムが実に心地よく揺れていてそれが何とも言えないグルーヴ感を醸し出すのだ。これはたぶん天性のもんだな、と思う。売場に戻らねばならなかったので残念ながらアンコールの2曲は音だけ聴いていた。
CDの販売枚数はそれほどではなかったが、然るべき人の手に渡ったな、という実感があった。これは嬉しい。CDお買い上げいただいた方、ほんとうにありがとうございました。また久しぶりに販売実務をやったため釣り銭を間違えたりグダグダであったが、フォローも入り、なんとかこなせた感じ。もうダメダメな販売員であった。元ユニオンで、日本でも5本の指に入るであろうと思われるフリクション・マニア、金野くんにも数年ぶりに再会した。私の横でCD販売を手伝ってくれたりしてありがたかった。隣のレベル・ファミリアのスタッフの人も、オレの売ってるCDが売れるごとに「ありがとうございました〜」なんて言ってくれて嬉しいじゃないですか。
小野島さんの挨拶・乾杯の音頭で始まった打ち上げ@ロフトにちょっと参加し、レックや金野くんと飯食いに行こうかと思ったがはぐれたので、終電で帰ってくる。金野くんとはつのる話もあったのだが。まぁまたどこかのライブで会えるだろう。それにしても今日のライブは楽しかったな。