非常に気分のいい日であった。

今日は実に爽快な日であった。まず、一応繋がったのではあるが調子の悪いパソコン、プリンタ、モデム類一切を一番奥の部屋に移動した。全てセッティングし直してパソコンを立ち上げたら、いや〜プリンタは正常に動くわパソコンも調子がいいわで、なぜそうなったのかはなんだかよく分からないのだが気分転換してパソコン様も機嫌が良くなったのだろうとしか言いようがない。深く解析したいところだが私は文系なのでやめておく。ここで機能拡張マネージャがどうのイニットがどうのとか書いてもどうなるもんでもないでしょ。まあとにかくすっかり気分が良くなってひとりでニコニコしてたわけです。
しかも東京の本日の天気は最高だった。もうパソコンなんか放っといて外に出たい気分最高潮。
ところで4月24日にリリースするONJOなのだが、正直にここで告白する。売れる数が読めない。DIWの実績も知ってるし、TZADIK盤の実績も知っている。まあその手のプロとしてやってきたわけだが、今回ばかりは本当に数字が読めない。大ブレイクしそうな予感もあるし、コケそうな気もする。美音堂の竹中くんとかイーストワークスの酒枝とかIMJの鈴木美幸とかに予測をきいているのだが、各々の見解が違う。具体的な数はここでは言えないが、初回のプレス数では足りないのではないかというのが最終的に本日下した私の判断で、追加プレス発注を本日行った。売りたいときにモノがないのが一番悔しい。多少なら在庫を抱えてもいいやという感じで追加プレス発注を行った。
そして秋葉に出た。プリンタ&FAXに受話器が付いてないため安い受話器を買おうと思ったのだった。岩本町にはけっこうオフィス什器のリサイクル店がたくさんあって、そこを回った。あるお店は入るといきなりパーテーションの向こうの机でおじさんがカツ丼を喰っていた。電話機コーナーを見ているとほおばっていたカツ丼をあわてて飲み込んだそのおじさんが「いらっしゃいませ」とオレに話しかけた。目的買いであるオレは迷わず「あの〜、子機付きの電話はこれ一つしかないんでしょうか。」とカツ丼おじさんに質問。「そうだねぇ、子機付きは主にオフィス向けじゃないからねぇ、これ一つだけだね。」いかにもダサい家電のデザインだったが値段によっては買ってもいいかなと思ったので「おいくらなんですか?」と訊くと、おじさんは(何故か耳打ちするように)「三千円。」といった。おお。三千円ならいくらデザインは悪いとはいえいい買い物だと思った。するとおじさんは続けて「でも子機は使えるかどうか分からないけどね。」と言った。
カツ丼のおじさん、あんたいい! サイコーだ。こういうおじさんとこういうお店、大好きだ! いやマジで。
結局、子機付きの電話はオノデンで新品を購入したのだが、岩本町界隈のオフィスリサイクルの数件はとても面白いし充実している。今度機会があればぜひ。
帰ってきたらスタジオヴォイスが届いていた。とても濃い特集だと思うので(昨日に引き続き宣伝になりますが)お読みください。
夜は臼井を誘って淡路町「明石」で呑み。途中から川井参加。気候的にも私の気分的にも実に気持ちのいい呑み会であった。