眠れないのは私のおかげだった。

最近はなかなか夜眠れないのである。布団に入ってからいろいろと考えごとするとか、単に寒いとか、理由は様々だがどうも寝付きが悪い。原因は何か。はたと気付いた。そうだ。この日記だ。私はだいたい寝る前にこの日記を書いているのだ。色々と考えるわけだ。人に読まれるために書くわけだから色々と気を遣っているのだ、これでも。そうだ。これが原因だよ。頭が冴えちゃって。もうこのペースに、なんとか慣れるしかない。
4時半に神保町でマーキーの松本編集長と2時間ばかり雑談。やっぱ考えてることは皆同じで、またまた充実した話が出来た。しかしまぁなんというか、音楽業界・出版業界、問題点が多いなぁとつくづく考えさせられる。去年の失業一年間も本当に様々な分野の人と話をしたりしたが、去年のそういうのを総括してみるとオレと他人との違いが明らかになったような年だったな、と思う。というか、そういうのをイヤという程気付かされた。でも考えてみれば自分の考え方と他人の考え方は違って当たり前で、なんでそんなことに気付かなかったのかな、と思うにやはりそれまでは一生懸命サラリーマンを続けてきたせいだろう。サラリーマンやってると本当に自分が見えなくなる。気をつけてください>サラリーマンの皆さん。で。いざ自分で仕事を始めてみると、各々の仕事に対する姿勢、というかスタンスというのが見えてきて非常に興味深い。松本編集長はしっかりと自分のスタンスを持ち、既に突き抜けている。オレはけっこうウジウジしている。その差異が明確になった。これは本当に、ほんの微妙な差異であるのだがこういう風にテキストにしてみるとけっこうその差異の幅があるように感じるのも興味深い。全然関係ないけど。松本編集長とオレの差異が明確になったからといって、お互いに反目し合うわけではない。むしろお互いにとても親密感が生まれたのではないか。こういうことをネットで書くと読んでいる方は困惑するかも知れないが、それがネットのテキストと現実の差異だ。
最近岸野さんがBBSで → http://www3.tky.3web.ne.jp/~gamakazz/kishino/ 盛んにネットと現実との差異性の問題を取り上げているが、上記が典型的な具体例だ。
次号マーキーに多分一番早くONJOのCDレビューが掲載される。4月10日発売号。そして松本編集長自ら企画したONJE + カヒミ・カリィのライブが渋谷クアトロで4月22日に。この日は会場でCDを先行発売できるかも知れない(まだ未定です)。
明日からとっても忙しくなり、頭が混乱する予定である。