モダーンミュージックの生悦住さんのこととか。

3時。銀座でスタジオ・ウィー脇谷さんと会って情報交換。日本のこういった音楽を海外にどのように広めてゆくかに話題は集中。二人であーでもないこーでもないと色々と議論。実りのある議論だったので、思うところをまた別のところ(多分中山康樹さんのウェブ)にいずれ書こうと思う。
それから明大前のモダーンミュージックに行って取り置きしといてもらった『三上寛/十九歳二ヶ月十六日夜。』(三上考務店-1〜2)と『阿部薫/WINTER 1972』を購入。偶然ディスクユニオンの藤田くんと店内で遭遇。モダーンの生悦住さんとは久しぶりに会う。ちょうど通販の梱包中でゆっくりとはお話しできなかったが、生悦住さんとも充実した情報交換が出来た。そういやオレがDIWで『解体的交換』やら『集団投射』やら『漸次投射』やらを出したとき、生悦住さんとはモメにモメたなぁ。今となっては笑い話だけど。オレは大学の頃からモダーンミュージックにはお世話になってて、生悦住さんはある意味オレの音楽を享受する自由さを教えてくれた師匠なのである。その師匠と電話口で激しく罵倒し合ったのだった。もうお互い、ここに書くのも憚られるような罵倒バトルだった。さすがにその後オレはものすごく落ち込んで、数日後生悦住さんに丁重に謝りに伺った。生悦住さんはいつもの笑顔で迎えてくれ、オレは泣きそうになった。なんてバカなんだ、オレ、と。さすがに生悦住さんは一枚も二枚も上だった。上だったって、そんな書き方も生悦住さんに対して非常に失礼だけど。別件で生悦住さんと後日打ち合わせをする予定。
家に戻ったのが8時頃で、メールを開けるとすげー数。事務的にさっさとこなす。をっ。ビジネスマンだな、オレ。(昨日といってることが違うぞ、とツッコミを入れないように。)特にマツ・グスタフソンからのメールで驚いたのは、彼のソロの曲順でマツとオレが考えてた曲順のアイデアがほとんど一致してたこと。さすがマツ。さすが、オレ。
夜中。中村としまると大友良英とマスタリング日程の件で電話上とメール上で二転三転。6日ボツ。4日か13日か。結局未定。大友エディット進行次第。よろしく!
あ、そうそう早めに告知しておきますと、3月19日(土)15時から白山の「映画館」というジャズ喫茶で副島輝人さんと私でトーク・イベントをやります。「円盤」で約一年半やってましたが、特別ヴァージョンです。その時は私はあくまで司会でしたが、今度は副島さんと対等に喋りまくります。ただ副島さん、話が止まらないので、心配です(笑)。これから出るdoubtmusicのラフミックスのものとかもお聴かせしますのでお暇でしたら来てください。ここに詳細が出てます。→ http://www6.ocn.ne.jp/~eigakan/document/clip_01.html