明大前キッドアイラックホール

久しぶりに明大前に行ったけど、この周辺再開発で全く変わっちゃったなあ。
早めに着いたので様子を見ようと地下に行ったら楽屋でマツが寝てた。昨日までのハード・スケジュールで相当疲れてたらしいが、目の前にはワルシャワのレコード袋が。何買ったのかと思ってみてみるとテーブルオブザエレメントから出た自分のソロLP(レーベル側が送ってこなかったらしい)と山下トリオの『ダンシング古事記』。「ダンシング古事記、高かったろう?」と聴いたら「3万だった」と。まぁ妥当な値段ですね。「ここから徒歩1分のモダーン・ミュージックには行ったのか?」と訊くとその瞬間マツの目の色が変わった(笑)。ホントにディスカホリックなんだよなあ。
モダーンミュージックに連れてってあげると、また真剣に物色。山下トリオ1973年の紙ジャケCDとか、あと何買ってたんだっけ?忘れた。「日本のエクストリームな音楽の推薦盤教えてくれ。」と言われたので、「じゃあ非常階段っていうグレイトなグループ知ってるか」と逆に訊いたら「聴いたことない」というので『Viva Angel』5,500円也を推薦してあげて、ご購入。

ライブは非常に充実したものだった。マツもアクセルも日本のこのシーンに非常に興味を持っている。彼らの演奏と宇波くんはじめ日本の出演者の演奏のイディオムには明らかに差異がある。なんやかや言ってもマツとアクセルはヨーロピアン・インプロヴィゼンション文脈を強烈に感じさせる。それに対し日本勢はどの文脈にも属しないオリジナリティで素晴らしいものだったと思う。特に秋山徹次の一貫した音に対するアティテュードをオレは高く評価したいと思う。

ギグ終了後地下のカフェで打ち上げ。またまた呑みまくってしまった。酔っぱらって写真撮りまくり。終電逃してタクシー。タクシーの中で寝てしまって運ちゃんに起こされる。フラフラで帰途に。
ちなみにタクシーに乗る前に甲州街道沿いキッドアイラックと逆側にある神戸ラーメンで食ったチャーシューメンが異常に旨かったのだが、ここ、有名な店なのだろうか。オレ好みの油ギトギト・麺固め系。