ジャズがかかる呑み屋。

U社のU井から「呑みに行こう」との電話あり。われわれが常々行っていた明石がなくなったし、しょうがないので市ヶ谷で呑むかということになり、普段市ヶ谷で呑む時は「ニュー浅草」ということになっているのだが、あそこはフラストレーションのたまったサラリーマンのオッサンの喋りがやたらうるさくてどうも気が進まないのでその隣の店でということになった。
店に着いたらU井とK井はすでに呑んでおり、私が着席した瞬間のさりげない会話。
U井「まあここは前も来たことあるんですが、安いからいいですよね。ただ、BGMがジャズなんですよ。」
オレ「ホントだ。よりによって、ジャズか……。」
K井「まぁしょうがないですよね。」
オレ「しょうがないよな。ガマンするか。」


なぜ純日本風の内装の店にジャズなのだ。つーかそもそも音楽なんか聴いてねーし。われわれは酒を呑んで話すことが目的だし。オサレーな、ハイソーな、セレブーなジャズとか必要ないし。なんかまちがっておるな。後半仕事を終えたT子とJ子が加わり、オッサン3人でまたセクハラ的な下ネタに走りT子とJ子の失笑を買いオッサン3名は喜ぶのであった。