なるほどですね。

最近気になる言葉だ。多分同じように違和感を感じている人が沢山いるだろうと予測し、「なるほどですね」とネットで検索すると、出てくる出てくる。同じような違和感を感じてる人、それは九州の言い方だと主張する人、言語学的に解釈する人、色んな人の意見がネット上に上がっている。
私は主に「デキる」感じのサラリーマン30代からこの言葉を聞くことが多いように思う。あと、若者と話してる時に、オレが何か言うと「ホントですか」と言う。これも多い。こちらはさほど気にはならないが、どの若者もこぞって「ホントですか」と言うので、ちょっと気になる。オレはあまりウソは言いませんので「ホントですか」は必要ないです。
しかし「なるほどですね」は実に気になる。その由来とかはどうでもいいのだがこちらに違和感を感じさせる言い方はこちらとしてもあまり気分のいいものではない。それが「デキる」感じのサラリーマンだと、負け組のオレとしてはどうもナメられているようで気分が悪いのだ。オレの劣等感を助長するというか、まあそんな感じ。
いつの時代にも言葉には流行り廃りがある。適切であると思われる言葉は残り、適切ではない言葉は淘汰され「死語」と言われるようになる。「なるほどですね」が世間で適切な言葉と認識され残っていったらどうしよう。そうしたら一般的な認識とオレの認識との落差があるということなのだろう。「なるほどですね」は5年後には是非「死語」になっていただきたいと切に願って止まない。