大丈夫です。多分。

色んな方からメールやメッセージや電話などをいただきまして、恐縮です。ご心配おかけしました。
で、昨日病院に行ってきたです。何から何まで正常です。で、一応保険として、次に「発作」が起ったとき用の鎮静剤をもらってきました。これでまあまあ安心。
次回、ホルター心電図というのをとろうと思います。ホルター心電図てのは24時間にわたる心電図らしい。予測するに多分それを受けても正常な結果が出ると思う。予測するだけじゃダメなので、まあ受けてみます。
で、医者から言われたことは「タバコをやめること」と「酒を控えること」。タバコは血管を収縮させ、酒は血管を膨張させるらしい。血管を収縮/膨張させるということは当然心臓にも負担をかける。そんなことは前から分っておるのです。私も。しかしさすがに過日の激しい動悸を経験すると、それがもの凄いリアリティをもって脅迫状のごとく迫ってくる。しかしカートンで購入したハイライトがまだ7箱残っている。この7箱をどうするのだ.......。
そして昨日は近所のジャズ喫茶に行った。ビールを一本だけ呑んだ。この間、タバコは吸わず。たまたま隣に居合わせたじいさんがこれまた医者なのであって、ここ数週間の自分の体調のことなどを話すと、まぁここのところ2件行った医者と同じようなことを言われたが、決定的に違うのはタバコのことだった。仮にこの医者をCとする。


医者C「私はね、もちろん吸い過ぎは全く話にならないけどタバコはある程度の本数であれば、全く問題ないよ。あなたはハイライトを一日一箱吸ってるのね。じゃあそれを半箱(10本)に減らすことだ。あくまで私の意見だけど、タバコが重要なのじゃない。精神的な問題が重要だ。あなたは見たところ生真面目で焦りがちな性格だろう。そういうのが心身に影響を及ぼす。仕事のスケジュールをまず減らすことだ。もしくは何も考えない不合理な時間を作ることだ。」
オレ「これ以上スケジュール減らしたら食っていけなくなります。」
医者C「ほら、そういうのがいかんのだよ。全く心に余裕がない。」
オレ「不合理な時間は作ってるつもりですが。CD聴いたり本読んだり。」
医者C「それは不合理な時間とは言わない。充分に合理的な時間じゃないか。不合理な時間というのは何も思わない、ただぼーっとする時間だ。もしくは目的のない行動をする時間のことだ。」
オレ「なるほど。よく分ります。しかし現代人にそれは非常に難しいことですね。」
医者C「だからどいつもこいつも病気がちなんだよ!」


なるほど納得である。説得力がある。要は物質的な部分と非物質的な部分のバランスの問題なのである。多分。
バランスが崩壊している。私の問題はそこだろう。タバコを一日10本ずつにして、ビールも少なめにして、糖分を控える。残りの7箱のハイライトを吸いきってから、とりあえずはタバコは吸わない。まぁたまに吸うかも知れないけど。「禁煙」という言葉が悪いと思う。何か禁欲的な響きだ。一本でも吸ったら負け、みたいな厳しさに満ちている。タバコは吸わないが、興に乗ったら吸う。それで良いではないか。それよりも重要なのはバランスだ。


という自己診断が出来たところで、壮年健康雑誌を長年編集している社長からコメントがあったので、相談に乗ってもらうことに決めた。