労働。

10時半。ほぼ同時にバルクCDとジャケが到着。バルクCDとは、ジャケに入る前のCD本体が裸でパックされた状態です。裸で寒そうなのでジャケに入れてあげるわけです。オレが。
約8時間かけて組み立て&PPパック作業終了。PPパックとはジャケが裸で寒そうなので透明のビニールを着せてあげるわけです。オレが。
この労働に関してはマルクス主義が謂うところの疎外された労働であるとか主客分離であるとか物象化といった概念は当てはまりません。なぜなら私が資本家であり労働者であるからです。マルクスがこれを見たらどう言うであろうか。怒られるかもしれません。あ、その筋の方、文句言わないでください。マルクス、読んじゃいないので。


疲れた。


そういうわけで、沖至/幻想ノートが完成しました。発売日は19日。皆さんよろしくお願いします。直販部にオーダーいただけると発売日より早く発送します。本日はすでに数件発送しました。オーダーお待ちしております!


さて、最近気になったことを少し。おっさんの戯言として読んでいただければ。
mixiの友人の日記で知ったのだけれど、サマソニに出るための人気投票があるらしい。
http://emeets.jp/pc/
別にそんなことにいちいち目くじら立ててたらストレスたまりそうだし、似たようなことは昔からあるんだけど、なんかサラリーマンの上昇志向みたいでうんざりだ。オレが言うべきことではないんだろうけど。
応募する側にしてみりゃサマソニというビッグイベントがひとつの権威になっているという証しであり、サマソニ側からすりゃそのミュージシャン人気にあやかろうという寸法だろう。どこの馬の骨とも分らないバンドに出てもらうよりは人気投票で認知させた方がリスクは少なくなるということだろう。一昔前の「イカ天」とも状況が異なる。
サマソニのトップに行くと観客が一体になって盛り上がっている動画が出てくるけど、あれ見てるとホントに吐きそうになる。あれ見てると一生サマソニなんか行くか!と思う。早よ潰れろとか思う。あと数年で潰れるという予測を立ててますが。勝手に。
ジャズフェスは80年代に盛り上がりを終了して、ことごとく潰れていった。今度はロックの番なのだ。フェスに来るイベント好き/音楽そこそこ好きな人々はそのうち姿を消して行く。ジャズで商売出来なくなったから今度はロックだ。ロックで商売出来なくなったら次は? しかしイベント自体を盛り上げるためにあくまで音楽は酒の肴くらいな扱いでフェス自体は続くのかも知れない。主催側もけっこうしたたかだからな...。
まあとにかく人気のある人が出て大勢の人が来て盛り上がればいいさ。オレはごめんこうむる、というだけのハナシ。お騒がせしました。