@Show Boat その1

マニアオルガン/optrum/Kito mizukumi rouber(出演順)。
kito muzukumi rouberには衝撃。ノー・ニューヨークと民謡が合体したような、なんとも妙な歌詞とサウンドとステージアクション。噂には聞いていたが、これほどまでカッコいいとは思わなんだ。さっそく先行発売されていたCDを購入。帰ってから聴いてみたらこれまた衝撃。練習スタジオで、ラジカセで録りましたと言わんばかりの最悪の音質。しかし、これでいいんだと思う。あまりにも画一化された「良い」音質に慣れきっているせいか、かえって新鮮。 70年代後半のパンクがパンクであり得た頃(ほんの一時期)の無骨な空気感。もっと言えばそれは今の「音楽の危機」に対する鋭い批評でもあるようにも思える。貴重である。こないだのphewbikkeのカセットや、今回のKMRのCDは、やはり一本筋の通ったパンクなスピリッツを感じる。次のライブも必ず行きます、kito mizukumi rouber。