高円寺UFOクラブにて。

core of bells企画のライブに行く。開演前外に千住くんが見に来てたのでちょっと話をしていたらこないだの梅津さんの京都セッションがかなり衝撃だったらしく、演奏していてもあんなすごい体験は初めてでしたよ〜と語る彼の目には小さな星がいくつも光ってて、さすが梅津さん。さすが山本さん。と内心とても嬉しくなった。なんでオレが嬉しくならなきゃなんないのかとかそういうことはおいといて、まぁとにかく良かったですね。
さて開演。出演は順にジェイソン・シャルトン(g)+山本達久(ds)セッション 〜 メルトバナナ 〜 core of bells 〜 三上寛灰野敬二
最後に一時間以上演奏した三上寛灰野敬二がやはり圧巻。寛さんのライブ、久しぶりに見たけど、やっぱりむちゃくちゃにいい!! しかも灰野さんも止まらずで圧倒的な音の塊に全身総毛立ったシーンが何度もあった。やはり見に来てた伊東くん(オプトロン奏者)とふたりで「やっぱこのふたりはスゲーわな」と確認し合ってしまいましたとさ。
寛さんに久しぶりにご挨拶。顔が精悍になりましたね。ちょっと痩せましたか。寛さんのかけてた丸くて黒い色メガネ、カッコいいなと思った。またゆっくり寛さんと呑みたいな。私の文学・哲学・音楽の師匠(と勝手に私が思い込んでいるだけだが)。
他の三組も気合いの入った演奏を聴かせてくれた。唯一やはりPAかな。問題は。建物の内装の問題もあるのだろうけど、聴き取りにくい音だなーと思った。辛い感じ、耳に悪い感じの音。爆音にも音の善し悪しはあって、デカけりゃいいってもんじゃない。若い頃はそんなことどーでも良かったのだがおっさんになるとついついそんなことを気にしてしまう。でもこれ、意外に大切なこと。爆音を最大限に楽しむにはその爆音を「良い爆音」にしなければならないのだ。音楽は音楽だけで成り立っているのでは決してなくて音響面もとても大事なのです。MP3時代にそんなこと言っても説得力ないかもしれませんが。