劉備玄徳。

CDジャーナルが届く。『梅津和時、演歌を吹く。』のレビューは青木和富さんによるもの。「...梅津和時に”よくやった!”と叫びたい。すごいアルバムだ。...」 ありがたい。他にも記事ではLovejoyのビッケと近藤さんのインタビューや石橋英子山本精一の対談などなど。なかでも面白かったのが山本さんが対談の中で大友良英を評して「『三国志』でいうと、劉備玄徳タイプやな。」  わははは。これ以上の褒め言葉はないでしょう、というかそりゃ褒め過ぎやろ(笑)。いま密かに私も『三国志』を読んでおります...。
上記、Lovejoy『あの場所へ』と石橋英子『drifting devil』、関係者のレーベルだから言うわけではないですが、ふたつとも素晴らしいアルバムです。石橋さん(Lovejoyを出したF.M.N.社長の方の石橋さん。英子ちゃんの方ではない。ややこしい。)が自身のブログで試聴云々で悩んでおられるのも非常に理解できる。とにかくまず聴いてくれ、と。そしたらあんた、気に入るはずやから、という石橋社長の心境は痛いほど分る。それくらい歌に力がある。きっぱりと歌いきる潔さ。これは聴かなきゃ分らんだろ、と。試聴問題はやはり根深い。いずれにせよ正/誤の結論は出ないだろうが、そこで意見を交わし合うのはとても有意義なことだと思う。一方の石橋さん(英子ちゃんの方)のアルバムはオレもコメントを書いたのよ。ビラとかになっているのかな? まぁどこかで見てください。英子ちゃん、普段はまったり感満載のとても柔らかい感じの女性ですが、音楽にはなかなかオレ好みの毒があります。いい女の条件だなぁ。