ニナ・ハーゲン。

You Tubeを見てるともうハマリきってしまって、最初はお笑い関係をちょこちょこ検索して見て笑っていたのだが、何かのきっかけで80年代の様々なミュージシャンの映像をじゃんじゃん検索するのに没頭して延々と見続けていた。その中で、私のハートを特に大きくえぐったのはニナ・ハーゲンだった。ニナ・ハーゲン。80年代初頭に一世を風靡した(かな?一部だけか?いや、けっこう風靡したよな)ドイツのフィメイル・ヴォーカリスト。セックス・シンボル的な存在でもあって、当時はペニスの貼り型をつけたセンセーショナルなステージングでも話題を呼んだ(かな?一部だけか?)。変幻自在で表現力の豊かなヴォイスは当時全くショックだった。それからオレはタミアとかディアマンダ・ギャラスとかメレディス・モンクとかを聴くようになったんだけれど、最初のエクストリーム・ヴォイスはとにかくニナ・ハーゲンだったのだ。
You Tubeに上がっているのは、彼女がブレイクする前の無名のバンド(70年中盤)からごく最近に至るまでほとんど網羅されてて、大ヒット「African Reggae」のライブもアップされている。とにかくアップされてるヤツ全て見てしまって夜がふけましたよ。
彼女は目がでかいのに黒目が小さい。これがなんともいい雰囲気なのですね。それから唇の動きがめっちゃセクシー(というよりとてもエロい)。何か別の生物のようでもある。かと思うと少女のような可憐なヴォイスでオレを惑わす。彼女のパフォーマンスはとにかくカッコいい。そのケバケバしいルックスから、音楽的評価が二の次になっている嫌いもあるが、彼女のヴォーカルは本当に素晴らしい。すごく聴きたくなってCDを探したら2枚だけ出てきた。そしてさっき爆音で。あースッキリした。