今堀・吉田録音 → 京都P-hour。

6/29(木)
今堀恒雄吉田達也のレコーディング@吉祥寺GOKサウンド。午前中、京都のP-hourで配布する高柳昌行CD再発フライヤー(といっても手書き。フライヤーというより「ビラ」という方がいいな。)をコピーしてアルタードのフライヤーと一緒に梱包して発送して汗ダラダラ。それから吉祥寺へ向かう。
1時集合で、セッティングやら準備やらで録音を開始したのはだいたい4時。サクサクっと即興演奏を録ってゆく。この二人は過去、DRAGON BLUEなどで共演し、最近は加藤くんのトレモロ・オブ・ジョイで共演しているが、デュオは初めてで、最初は探り合い。みたいなところもあったが徐々に各々の個性が炸裂してくる。吉田達也今堀恒雄もこの録音のために数曲準備してくれて、総て即興の作品になるわけではない。激しくエディットする予定だし。吉田達也が用意してきた、いかにも吉田達也。な曲(われわれの間では通称「レイバッハ」ーエンジニアの近藤さんが名付けた)は打ち込みに生ドラムとギター3パートを重ねた。今堀くんの曲もいかにも今堀恒雄。な曲とリフで、このリフの素材がどうエディットされるのか。 両方ともこのままでも十分刺激的で面白いが更にグチャグチャになる予定である。
全く楽しいレコーディングだった。ミックスルームの雰囲気はまったり、録音スタジオの雰囲気は適度な緊張感。目標の時間分の演奏は録ることができて、終了はほぼ11時過ぎくらい。
6/30(金)〜7/3(月)京都 P-hour
今回は配偶者共々P-hourに行かせていただいた。今回は自転車を借りて、ついでに京都の観光も兼ねたり配偶者の妹とも会ったりとけっこうヒマなしのスケジュールだった。京都の繁華街の道の細さと車の渋滞と自転車の多さと歩きにくさは、もうかなり深刻ですな。そして皆、車と家の間を自転車で過激に走って行きちょっと車にかする程度のことは何とも思ってない感じ。車も車で歩行者とか自転車が来ても減速なんかしないしホントにスレスレを走ってゆく。無駄に広い道で余裕の北海道で育ったオレには何とも信じがたい。
P-hourは詳細は省略するが、私は今回で3回目のP-hour参加となる(「参加」という言い方が好ましい)。CDを販売させていただいたり、ビラを配布させていただいたり、厚かましくも吉田屋の打ち上げに参加させていただいたり、いつも実に楽しく充実した時間を過ごさせていただいている。私のようなしょーもない人間を受け入れてくれるミュージシャンや京都の面々に本当に感謝している。京都は居心地があまりにも良すぎるので、これからもちょくちょく行くことになるとは思いますが。P-hourに参加された全ての方々、お疲れさまでした。次回は10月とのことなので、次回にも参加させていただこうと思っております。備忘的に今回の出演者だけ羅列しておこう。Dechambo、Envy、Incapacitants大友良英DJ BakuDCPRG(二日とも)、Soft、Metalchicks、Love Shop Losalios。以上。
ちなみに29日に作ったビラは京大西部講堂気付P-hour田村様宛に送ったのに学生課に届いており、学生課は土・日空いていないので、一枚も配られなかった。ショックであった。この件に関しては只今、ヤマト運輸と私の間でモメにモメております。思いっきりゴネておる。冗談じゃない、あんた、オレがこのビラにかけた心意気と労働力とかかった経費と効果はどうしてくれるんだよ、と。あんたは給料もらってっからいいけどオレはこのビラとかの効果によってオレの生活が左右されんだぞ、と。カネの問題だけじゃない、行き先が西部講堂のP-hourと明記されてんだから「うちは西部講堂行きのは通常学生課に配達する」とか「電話番号が責任者宛じゃない」とか杓子定規で弱小な個人をイジメてどーすんだ、現場に行けばP-hourってデカい看板が立ってるんだから小学生でも分かることやろ、と。時折関西弁になったり。誠意を見せろ、と。ゴネまくった。只今上司と相談の上、対応を考えさせていただく、とのことで連絡待ちだ。この担当者は比較的オレの話を分かってくれてて、オレの身になって考えてくれているようだが、上司がカスだったらしょーもないなと思う。その時はそのエラそうな上司と直談判だな、と思う。
打ち上げは初日、4時半まで、二日目5時まで、と。この時間がホントに楽しい。普段はしっとりとまったりとした吉田屋(予測。今度個人的にこっそりお伺いします。)が狂乱の渦と化す。笑いすぎて腹筋が痛い。
道が狭くて走りにくい京都ではあるが、京都の友人たちが皆一様に濃く、深く、しかもミュージシャンの面々も濃すぎる。特に印象深かったのはインキャパの美川さん。深いです。濃すぎです。くどすぎます。美川さんの宴会時のお姿を再度拝見できるなら、私はそのためだけに金を払ってもいいと思う。心を新たに美川さんを尊敬し直した次第です。