言葉の力。

3時より、雑誌社二件に広報活動。昨日食い過ぎて昼腹が減らなかったので、そのままにしといたら広報活動の直前に急に腹が減り始める。約束の時間まであと15分。食えるか!?
食いました。ハンバーグ定食をね。昔ながらのハンバーグ定食。10分で食った。一件目の雑誌社の広報を終え、時間があったので喫茶店に入って読書。約一時間20分時間があったので相当読み進む。あぁ、このまま読み続けたい。いま読んでるのは先日も書いた三島四部作。一度読んだが詳細部分はかなり記憶から漏れている。この詳細部分、つまり純文学的な、過剰な、今となってはまどろっこしい装飾言葉が異常に美しい。特に三島の場合は。完全に、言葉を信じることが出来た時代なのだな。
それが今ではどうだ。言葉など誰も信じていないではないか。我が国の首相の言葉がその最たるものだ。各々の空疎な言葉たち。彼の空疎な言葉たちが世の中の言葉の不信を象徴している。空疎な言葉がたくさんある。企業の空疎な言葉、コミュニティごとの空疎な言葉。
このままだとハッキリ言って戦前の状態になりそうな危険を感じることもしばしばだ。戦前も空疎な言葉たちが割拠していた。そして戦争は始まった。
などということを考えつつ、二社目へ広報。なんとか今日のスケジュールを終了させる。帰り本屋によってまた本を購入してしまう。もうほとんど活字に取り憑かれている感じ。
でも今日は天気が良かった。でも明日からまた雨が降るらしい。西と東から雲が関東の上空でぶつかるのだ。と天気予報が言っていた。
また雨かよ。憂鬱だなー。