P-hour04・一日目

ふたたび朝7時半起床。9時に初めての京大西部講堂へ。京大西部講堂は学生の自主管理で運営されている、東京でいえば以前の法政大の学館ホールのような感じ。ただ相当古い建物で歴史を感じさせる。比較的新しい隣の学食などと比較するとその建物の外観のカッコ良さは歴然だ。フランク・ザッパが、ストラングラーズが、村八分が、その他伝説の様々なグループが、まさにここで演奏をした。なにか感慨深いものがある。
ボランティアの学生諸君の活躍や態度もすこぶるよろしく、いくつかに建て分けられたテントの出店も自由な雰囲気があって、いい。ちょっとした学祭のようである。われわれのテントでは野田っちが讃岐うどんを作り、本日登場した岸野さんや大友っちが呼び込みをする。CD販売ブースも学生諸君がきっちり管理をしており、彼らに任せることが出来る。
4時スタートの演奏のため音出しは10時半頃からで、やはり皆朝早いのは辛い。逆リハのため途中の時間がガッパリと空く。私はスタッフの子に自転車を借りて京都市内まで出て、パララックス・レコードの森さんと毛利さんに会いに行く。昨日の雨とはうって変わった素晴らしい五月晴れで、鴨川沿いを自転車で走るのはとても気持ちがよい。
薄花葉っぱ、トオヤマタケオ楽団、羅針盤浜田真理子+ONJSES(大友良英ニュー・ジャズ・スモール・アンサンブル・スペシャル)。「Beyond」の浜田さんの弾き語りから始まり、アンコールの「また逢いましょう」まで、途中でまた2度ほど涙ぐんでしまった。
無事一日目が終わり、再び吉田屋さんで打ち上げに突入。狂乱の打ち上げは3時半まで続いた。ぐったり。